基本情報
ISBN 10 : 4819016024
内容詳細
本書では、現状の流量計測の測定制度を改善し、またそこで出会う問題をある程度自分で解決したいと考えている研究者や技術者のために、教科書や製造業者の取り説、そしてカタログ等に載っていないが、流量計測にとって極めて重要なことがらについて一から解説を試みた。また、これまで流量計の校正に携わってこられた人が、計量法の改正に伴い導入されたトレーサビリティ制度と検定制度、校正と基準器検査(器差試験)との混乱やとまどい、さらにはトレーサビリティ制度における「不確かさ」という考え方に対して抱いている疑問にも答えている。
目次 : 第1部 流量を正確に測定するために(基本的な用語の確認/ 流量計の指示値は本当に信用して良いのか/ 流量計測を信頼あるものにするためには ほか)/ 第2部 流量を測定する(知りたいものは何/ 流量計を使う/ 流量計測での油断 ほか)/ 第3部 標準はどのようにして作られるのか(石油流量校正設備/ 水大流量校正設備/ 気体中流量校正設備:定積槽および閉ループ ほか)
【著者紹介】
中尾晨一 : 1970年横浜国立大学工学部造船工学科卒。1975年東京大学工学系大学院航空学科博士課程卒。工学博士。1978年工業技術院計量研究所入所流量計測研究室に配属。2001年独立行政法人産業技術総合研究所に出向。流量標準研究室主任研究員。現在にいたる。専門分野は気体の流体計測および標準設定。従事してきた研究テーマは流体の抵抗減少技術、気体小流量域の標準設定、小流量用音速ノズルの特性評価、音速ノズルによる各種気体の流量計測。所属学会:日本機械学会、日本流体力学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
中尾晨一
1975年3月東京大学工学系大学院航空工学専攻卒。工学博士。1978年4月旧工業技術院計量研究所入所。2001年4月独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門流量計測科に出向。2005年4月同研究部門流量計測科気体流量標準研究室室長。2007年3月同研究所を定年退職。4月流量計測研究所フローコル
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