教科書名短篇 家族の時間 中公文庫

中央公論新社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122070608
ISBN 10 : 4122070600
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
240p;16

内容詳細

頑固な父のやさしさ、忘れられない少年時代の出来事、母からの手紙…。幸田文、向田邦子から庄野潤三、井上ひさし、五木寛之まで。喜びも悲しみもともに分かちあった、かけがえのない人と時を描いた感動の16篇。中学国語教科書から精選する好評シリーズ第三弾。

目次 : あとみよそわか/うずまき(幸田文)/ トロッコ(芥川龍之介)/ 尋三の春(木山捷平)/ 黒い御飯(永井龍男)/ 輪唱(梅崎春生)/ ひばりの子(庄野潤三)/ 子供のいる駅(黒井千次)/ 握手(井上ひさし)/ 小さな手袋(内海隆一郎)/ ふたつの悲しみ(杉山龍丸)/ 幸福(安岡章太郎)/ おふくろの筆法(三浦哲郎)/ 私が哀号と呟くとき(五木寛之)/ 字のない葉書/ごはん(向田邦子)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    主に中学国語の教科書に取り上げられた作品の一部を掲載してくれています。これが3冊目ですが「人間の情景」「少年時代」ときて今回は「「家族の時間」になっています。この分野になると定番の幸田文や向田邦子の作品が最初と最後に収められています。中学では結構難しい作品もあると思うのですが、選者の方はよく選んでくれていると感じました。

  • はる さん

    教科書に載った作品の中から、家族をテーマにした小説や随筆を集めた短編集。名だたる小説家たちの熟練した筆致を気軽に堪能できる。芥川龍之介「トロッコ」、井上ひさし「握手」、向田邦子「字のない葉書/ごはん」は教科書ではないが既読。他の作品も短いながら味わいのある名編ぞろい。内海隆一郎の「小さな手袋」、木山捷平の「尋三の春」が個人的にはベスト。なかには教科書に向かないのでは、と思うものもあったけれど…。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    亡き母は向田邦子さんの小説をよく読んでいた。向田さんの「字のない葉書」と「ごはん」。そのごはん。戦争。家族。ふたつの言葉を結びつけると、みじめで滑稽な最後の昼餐が、さつまいもの天ぷらが浮かんでくる(引用は以上)。NTT退職後は心臓を病みつつ、おかずやをしていた。亡くなってから来月で7年も経過していく。得意はコロッケや鶏肉のレモン焼きなどだった。何も良いことを報告できない。せいぜい、1.2万冊を読んできたことを仏壇で報告したい。You Tubeなんてやるとは思いもしなかった。収益化したら良い報告になるが。

  • ちえ さん

    向田邦子「字のない葉書」、芥川龍之介「トロッコ」が既読。後者は最近とても美しい絵本で読んだ。戦争が背景にある話が多い。杉山龍丸「ふたつの悲しみ」、三浦哲郎「おふくろの筆法」、内海隆一郎「小さな手袋」が好み。黒井千次「子供のいる駅」はホラー?五木寛之「私が哀号とき呟くとき」と安岡章太郎「幸福」もほろ苦く印象的。井上ひさしが孤児院時代の話を書いた本も最近読んだこともあり「握手」も忘れ難い。

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B。家族がテーマの次期読書会の共読本を探すため読んだ。『あとみよそわか』で著者の幸田文さんが子どものころ父露伴氏に家事(特に掃除)を教わったエピソードが微笑ましい。掃除や家事などをした後、もう一度よく呪文を唱えて見直しなさいということのようだが、「女はごみっぽいもんだから」ってどういう意味なのだろうか?『尋三の春』(木山捷平)は封建的な家庭、生徒間の格差問題、圧に負けない教師の異動などの要素を含みつつ兄妹のほのぼのした温かさが感じられた。『字のない葉書』(向田邦子)は何度読んでも良い

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