うたわない女はいない

中央公論新社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120056710
ISBN 10 : 4120056716
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;20

内容詳細

心撃ち抜く労働短歌&エッセイ。

目次 : “働く”を考える/ 女が働く現場から/ だいじょうぶじゃないとき/ 不器用なままで/ 働くうれしさ/ 未来に驚いて

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fwhd8325 さん

    時々、歌集を読みます。読む度に、三十一音の制限の中でこれだけを表現することの奥深さを感じます。この歌集の中でも、漢字で書いてしまう言葉でもひらがなで表現することで得られる効果が書かれています。学生の頃授業で書いた短歌は、とかく景色など情景にこだわっていたけれど、素直に心のありようを表現することの素晴らしさを感じました。大好きな川島結佳子さんも最近知った竹中優子さんも皆さん素晴らしかった。

  • シャコタンブルー さん

    36人の女性歌人が「働くこと」をテーマにした短歌が8編ずつ掲載されている。短歌の外に各自がエッセイで現在の仕事や心境が綴られているのが興味深い。やはり歌人だけで生活している人は少なく会社員、パート、派遣、医師、美術作家等、職業も様々だ。だから短歌にも独特の働くことの思惑が反映されて面白かった。その中でも十和田有さんの短歌は特に印象に残った。「キーボードに置いた手首にギロチンが落ちてきたなら自由だろうか」「白シャツでカレーうどんを食べながら悪辣に生きのびると決めた」

  • shio さん

    働く女たちの削られた魂から溢れる言葉たちが突き刺さるような、短歌とエッセイ。医師、教師、装丁家、料理人、司書、アルバイトなど様々な仕事に就く彼女たちの短歌は疲労、焦燥、絶望など負の感情が滲み出るものが多いけど、歌にすることでその感情を情熱に還元して、明日への活力にしているかのよう。短歌を詠むってこんな側面もあるんだ。そして、病院やTV局や社員食堂、どんな場所からでも短歌って生まれるんだ。自分とはまるで違うところにいた短歌が実はいつでも寄り添ってくれていたような、短歌がいじらしい存在に思えました。

  • あや さん

    職場詠とエッセイを集めた女性歌人のアンソロジー。個人的には正規の職に就かれている方より非正規であったり病気で仕事を休まれている方の歌やエッセイに共感した。自分では職場詠はあまり詠んでこなかったけれど仕事をモチーフにするのも悪くないと思えた。私は仕事の愚痴詠になってしまいそう。

  • ann さん

    最近は自由律が流行りなのか。様々な職種の自分の立場から来る心模様を、文字通り自由にのびのびと謳いあげる「働く女」たち。かっこいい。

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