兵士の物語

中原佑介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566004818
ISBN 10 : 4566004813
フォーマット
出版社
発行年月
1992年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
30cm,1冊

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    悪魔の誘惑に負けてお気に入りのバイオリンを手放してしまった兵士。ところが、村に帰れば、浦島太郎状態。それでも、兵士は、悪魔から手に入れた本でなんとか自分の未来を切り開いていこうとするが…。怪しい話、儲け話には、いつだって裏がある。それでも、兵士は、よく戦ったんじゃないかなあ。

  • ちより さん

    ロシア民話をもとにストラヴィンスキーが作曲した音楽劇を絵本で楽しもうというもの。貧しい兵士が悪魔と取引をして大金持ちになるが、代わりに大切な人や普通の幸福を失くしてしまう。その後なんとか新しい幸せを掴んだはずだったが…人間多くを求めすぎてはいけないのだ。絵本を上下ひっくり返しながら読んだり、山本容子の銅版画が話のあやしげな雰囲気に合っていてなかなかおもしろし絵本だった。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    悪魔が差し出した、未来が解る本とお気に入りのバイオリンを交換した兵士の物語。 ふるさとに帰れば、自分はお化けのように思われ、最愛の恋人は既に他の男と結婚して子持ちになっていて…。 悲劇のような展開が、未来が解る本のおかげで目まぐるしく変化していきます。 悪魔と兵士の掛け合いと、山本さんの不思議な絵と、読んでいる私を振り回すような絵の構成で、読み終えたら疲労感。 お話はハッピーエンドのようですが、なんだか複雑な読後感です。

  • Cinejazz さん

    悪魔の囁きに惑わされ、一獲千金を仕留めたものの、欲張り過ぎて身の破滅を招いた兵士の物語。このロシアの民話を、ストラヴィンスキー作曲による音楽劇CDと合わせて楽しめた。(N図書館蔵書)

  • Soichiro さん

    ひっくり返すの、面倒くさくないか?

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人物・団体紹介

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中原佑介

1931年8月22日、兵庫県神戸市に生まれる。本名・江戸頌昌(えどのぶよし)。神戸市立成徳国民学校、兵庫県立神戸第一中学校を経て、1948年、旧制第三高等学校理科に入学。学制改革に伴い、翌年京都大学(新制)理学部に入学する。1953年同物理学科を卒業、同大学院理学研究科に進学し、湯川秀樹研究室で理論

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