覇王信長の海 琵琶湖 なぜ覇者たちは琵琶湖を制したかったのか 歴史新書

中井均

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800315533
ISBN 10 : 4800315530
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;18

内容詳細

「近淡海」と呼ばれた琵琶湖は、古より日本海を結ぶ海の街道であった。琵琶湖のある近江は豊かな地で、天下を決定する多くの合戦の舞台となった。なかでも織田信長は、覇者になるために琵琶湖を制圧し、京に近い安土に築城した。古代よりつづく権力者と琵琶湖との深い関係とは?最新研究からその謎に迫る!

目次 : 第1章 権力者が求めた琵琶湖(古代における琵琶湖舟運/ 中世の琵琶湖の繁栄と呼称の成立 ほか)/ 第2章 覇者の海の成立(信長の上洛と近江/ 元亀争乱 ほか)/ 第3章 覇者の城(信長の城造り/ 安土築城 ほか)/ 第4章 継承される覇者の海(秀吉の台頭/ 天下統一 ほか)

【著者紹介】
中井均 : 1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。日本の考古学者。専門は中・近世城館遺跡、近世大名墓。滋賀県立大学人間文化学部教授。NPO法人城郭遺産による街づくり協議会理事長。織豊期城郭研究会代表。大名墓研究会代表

太田浩司 : 1961年東京都生まれ。明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士(前期)課程修了。その後、市立長浜城歴史博物館学芸員を経て、長浜市長浜城歴史博物館の館長を2014年から3年間勤める。現在、長浜市市民協働部学芸専門監。専門は、日本中世史

松下浩 : 1963年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程(史学専攻)修了。その後、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課、滋賀県安土城郭調査研究所を経て、現在滋賀県教育委員会事務局文化財保護課主幹。専門は、戦国・織豊期の政治史、都市史、城郭史

東幸代 : 1971年石川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(歴史文化学専攻)学修退学。その後、滋賀県立大学助手、専任講師、准教授を経て、教授。京都大学博士(文学)。専門は、近世の流通史、産業史、地域史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • onepei さん

    よく言われてはいたけど、面白くまとめられた視点だった

  • ハル牧 さん

    多分自分史上最も高度な作者買い(現在のところ)。琵琶湖を介した北陸、東海、上方地域の関係性は知れば知るほど虜になる。タイトルからもおおよそ判断できるが、レベルは入門。琵琶湖の歴史はいいぞ。

  • Kiyoshi Utsugi さん

    「覇王信長の海 琵琶湖」を読了しました。 琵琶湖のある滋賀県のお隣の岐阜県に生を受けたものとしては、慣れ親しんだ琵琶湖なので非常に興味深く読むことが出来ました。 以下の四つの章から構成されています。 先日訪れた大溝城や西国三十三所巡りでよく訪れる竹生島が登場したりして面白いです。 ・権力者が求めた琵琶湖 ・覇者の海の成立 ・覇者の城  ここは中井均さんが担当 ・継承される覇者の海

  • ひろP さん

    琵琶湖周遊の旅から戻り、書店にあった琵琶湖の歴史新書を一気読みです。「近淡海」と呼ばれた琵琶湖は、古より日本海を結ぶ海の街道、東国への入り口、比叡を経て京と繋り、また瀬田川、宇治川、淀川を経て大阪、中国四国、九州へ、朝鮮、中国とも繋がる。この本は琵琶湖のネットワークを統治にうまく利用した信長の『琵琶湖ウォーターフロント計画』を軸に、琵琶湖の水運とその歴史を天智天皇の大津京、恵美押勝の乱、源平合戦、と繋ぎ、中世の六角氏、浅井氏の舟運や朝湊、塩津、海津、今津、堅田等の廻船業の成立を紹介。浅井朝倉氏や比叡山と

  • わ! さん

    表紙に「琵琶湖」が大きく書かれているから、琵琶湖の歴史を書いた本か!と思って読むと、やはりそこは、信長がメインとなった本になっている。だから琵琶湖を離れた信長のことは書かれているが、信長・秀吉から外れた琵琶湖のことは、あまり書かれていないのである。ただまぁ一応は、琵琶湖中心に書かれているので、戦国史もかなり変わった切り口で読むことができて面白い。琵琶湖で信長となると、もちろん安土城が思い浮かぶが、信長は安土城とともに自分の家臣にそれぞれ琵琶湖の湖岸に城を作らせていたことなどは、この本を読んで初めて知った。

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中井均

1955年、大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、滋賀県立大学人間文化学部教授。現在、滋賀県立大学名誉教授。専攻は考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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