居酒屋の世界史 講談社現代新書

下田淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062881203
ISBN 10 : 4062881209
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
下田淳 ,  
追加情報
:
240

内容詳細

銀行にして裁判所、売春宿にして病院。悪への誘惑の場所か、それとも社会の安定装置か。居酒屋が持っていた多機能性とは。お酒と酔いどれたちをめぐる、ヨーロッパ、イスラム、東アジアの比較文化論。

【著者紹介】
下田淳 : 1960年生まれ。青山学院大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。ドイツ・トリーア大学歴史学科退学。博士(歴史学)。現在、宇都宮大学教育学部教授。専攻はドイツ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    世界中の歴史でどこにでもある居酒屋に焦点をあてるというのが新鮮だった。特にヨーロッパではキリスト教の教会が盛り場になっていたなど初めて知った。それが長い年月をかけて今の厳かな雰囲気になったのは居酒屋にいくようになったからというのがビックリ。

  • ナラサン さん

    「居酒屋」といっても、時代・地域によっていろいろな形態と役割が有ったんですねぇ。もはや総合レジャー施設ですな。イスラム圏ではもっと厳格に酒禁止なものと思い込んでいたが、案外飲んじゃってる人もいるんだ、と知りなぜか安心(笑)さて、この本、「歴史モノ」棚と「酒」棚、どちらに収めるべきか?・・・「歴史モノ」かな。

  • Saiid al-Halawi さん

    酒を提供する対価としておカネをもらうのが居酒屋なので、貨幣経済の浸透が不可欠だったのだという。なので農村における居酒屋の発達は都市と比較して遅れ、無償の歓待という古代以来の習俗が根強く残ったのだと。

  • にゃんにゃんこ さん

    農村の貨幣制度の発生から生まれるとされる居酒屋。その形態と役割から、各国の歴史と近代化を分析する。面白さ45

  • 蛭子戎 さん

    来客者を饗応して対価を求めるという行為自体貨幣経済の浸透によって誕生したものらしい。冒頭からへーっとなる。ヨーロッパの専門家らしくヨーロッパ以外は多少薄い内容だがヨーロッパはすごく面白い。ワインは最初セーヌ川とかで作っていたけどバイキングに追いやられてブルターニュに移ったとか蒸留酒が出来るまで飲酒を悪徳とみなされていなかったとか。売春や裁判所も兼ねていたみたいな帯に書いてある話以外にも面白い話が多い。

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