死んだかいぞく ポプラ社の絵本

下田昌克

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591160145
ISBN 10 : 4591160149
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
39p;26X26

内容詳細

三日月のよる、ふねの上でかいぞくが腹をさされた。いつもいばってばかりいるから。ほんとうは強いらしいけど、いつもよっぱらっていたからかんたんにさされた。死ぬとは?生きるとは?

【著者紹介】
下田昌克 : 1967年生まれ。兵庫県神戸育ち。画家、アーティスト。1994年から中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパをめぐり、出会った人びとのポートレイトを描いて歩く。帰国後、絵の仕事を開始し、現在はイラスト・絵本などの創作活動とともに、布をつかった恐竜作品の制作も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    表紙のインパクトに魅かれて読みました。下田 昌克、初読です。究極のリサイクル・リユース・パイレーツ物語でした。「死」を見つめて、「生」を知る、子供も大人も考えさせられる絵本です。🏴🏴🏴

  • ☆よいこ さん

    絵本。海の上で海賊は腹を刺された。海に投げ込まれて海賊はどんどん沈んでいく。サメが海賊の帽子を持っていった。年取った魚は海賊の金歯をとっていった。青い魚は海賊の爪をウロコに貼り付け、アンコウは目ん玉をランプにし、タコは海賊の髪の毛をもっていった。最後にちいさな魚たちが寄ってきて「みんなおなかがすいてるんだよ。おまえをたべてしまっていいかい?」と聞く▽沈んでいく海賊がしだいに自分の死をうけいれていく様子。2020年刊

  • たまきら さん

    幸福な王子のダーク版といったかんじ。思わずニヤリ。海のわる〜い男はさ、こういうのもアリかも。ね、フック船長!

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。読友さん達の感想レビューを読んで、読みたくなった絵本です。

  • ケ・セラ・セラ さん

    インパクトのある表紙。読友さんのレビューも多く、気になっていた作品。出だしからストレートで容赦ない。子どもによってはちょっと刺激が強いかもしれない。淡々と描かれるそれは、多くの物を奪ってきた海賊が、次第に自らの死を受け入れていく姿。グロテスクとも思える内容のはずが、読後、悲哀のような余韻が、深く心に残る作品。

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