2050年のメディア 文春文庫

下山進

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920326
ISBN 10 : 4167920328
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
下山進 ,  
追加情報
:
560p;16

内容詳細

巨大化したヤフーに公正取引委員会のメスが入った。新聞の破壊的な凋落は、プラットフォーマーのせいなのか?解決策を求めて読売新聞の山口寿一は、天才エンジニア村井純とあいまみえる。新章「新聞vs.プラットフォーマー」を大幅加筆。技術革新によってもたらされたメディアの興廃史、堂々の文庫化。

目次 : 読売はこのままでは持たんぞ/ 最初の異変/ 中心のないネットワーク/ 青年は荒野をめざす/ 読売を落とせ/ ライントピックス訴訟一審/ 戦う法務部/ 日経は出さない/ 真珠のネックレスのような/ 朝日、日経、読売が連合する〔ほか〕

【著者紹介】
下山進 : ノンフィクション作家・上智大学新聞学科非常勤講師。メディア業界の構造変化や興廃を、綿密な取材をもとに鮮やかに描き、メディアのあるべき姿について発信してきた。1993年コロンビア大学ジャーナリズムスクール国際報道上級課程修了。元慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 100 さん

    インターネットの誕生と発達によってもたらされたパラダイムシフトは、あらゆる分野に変革を強要し、既存のメディアは経済的な変革のみならず、言論とすら言えない情報の無法地帯との闘いを強いられる。アテンションエコノミーという言葉を初めて知ったけど、今後の情報溢れる世の中で、秩序と価値の正しい整理を担う新聞社の役割は大きい。

  • ヒデキ さん

    メディアのこれからを考えていこうと過去のメディアを探っていきます。 日本でとの縛りが、入りますので新聞で最後に一番部数を伸ばした読売新聞とパソコン時代を制覇したヤフーを主として描いています。 何かの本で読んだのが、ある時代でとんでもない成功モデルを作った企業は、次代では、衰退していくしかないといいますが、スマホというかアプリ時代にニュース媒体は、どんな進化というか収益化をしていくのか どんな時代になっていくのでしょうか

  • ロマンチッカーnao さん

    2050年未来のメディア史というよりも、新聞からネットへの流れの歴史を読売新聞とヤフーを中心にみた歴史ですね。かつて、新聞は水や電気やガスと同じインフラの一つだった。ヤフーは10数人規模の会社。そこから数年後には全新聞社の売上をあわせてもヤフー1社に敵わなくなっていた。確かに、いつの頃からか、新聞は取らなくなっていました。今もニュースは、ネットからが多いです。しかし、それでも新聞はなくならないし、なくさない。業界の努力が伝わります。

  • 鉄路のほとり さん

    読売新聞、日経新聞、ヤフーの三社を中心に描く2000年代以降のメディア環境の激変。紙の部数凋落、日経電子版の成功、ヤフトピ等。読売新聞法務部長からグループ社長になった山口寿一、ヤフーで井上体制の後を継いだ宮坂学の両氏については特に詳しい。失敗に終わった「あらたにす」や、ノアドット構想などの試行錯誤についても。

  • Naoki Maeda さん

    単行本に手を付けたが、文庫を出ていることに気付いて買いなおす。読売新聞がとヤフーの話中心に新聞対ネットの栄枯盛衰を描く。文体は難しくなく読みやすい。新聞に固執するために新しいものが出てこない話は、新聞業界だからではなくどこの業界にも言える。余談だが単行本に誤植を発見し文庫版でも別の誤植を発見した。文藝春秋では珍しい凡ミス。

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