万葉びとの生活空間 歌・庭園・くらし はなわ新書

上野誠(文学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784827340785
ISBN 10 : 4827340781
フォーマット
出版社
発行年月
2000年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,219,2p

内容詳細

古代の人々の暮らしとはどのようなものだったのか?古代庭園の思想、歌や生活習慣から万葉の時代に生きた人々の息吹を聴く。万葉学の新しい試み。古代の生活を実感する。飛鳥苑池遺構や亀型石についてもわかりやすく解説。

目次 : はじめに 「万葉びとの生活空間」とは―/ 1 発掘された飛鳥の苑池/ 2 宰相の庭、宴の趣向/ 3 作宝楼、尾花の室/ 4 万葉びとの「農」、仮廬の生活/ 5 「宅」と「庄」の往来、大伴家の場合

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 井月 奎(いづき けい) さん

    古代を考えるときにはこれはしょうがないのですが、考古学、歴史学、文学、宗教学などがそれぞれに考察をしますので、それぞれの「古代」が浮かび上がります。しかし古代の人々も泣き笑い、歌いあったはずなのです。生活は連綿と続いていたものでもあると思います。長屋王の栄華と悲劇、大伴の家、その長である家持や叔母であり姑でもある坂上郎女のそよ風のようなやりとりなどは古代の人の息吹を感じさせてくれて、今は田畑の限りない風景の飛鳥藤原の地が都であった頃をも想像させてくれます。旅は心でもできるのですねえ。

  • あいくん さん

    ☆☆☆上野誠さんの2000年の本です。 結構前の本ですが、2017年9月の朝倉市での講演はこの本がもとになっている感じがしました。 百人一首の「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ」の歌などありました。 最初に「人の見のこしたものを見るようにせよ。そのなかに大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分のえらんだ道をしっかり歩いていくことだ」という宮本常一の言葉があります。

  • moonanddai さん

    飛鳥とか奈良時代というと、つい仏教の時代というイメージでしたが、班田収授法だの口分田だの、歴史の教科書に出ていた言葉が、すごく現実的な言葉として生きていたことが分かりました。これは庶民というか農家の方の話だとばかり思っていましたが、都に住む官人も、これで生計を立てていたのですね。大伴家持なんかも一家総出で対応していたという事実が、「万葉集」を史料としてわかるとは、単なる令和だけではない読み方があるようです。にしても、この口分田の割り当てに対する要求はすさまじく、自殺者まで出ていたとは…。

  • Humbaba さん

    古代の人の生き方というのは,我々走っているようでいて余り知らない.歴史的な出来事については授業で習うが,それ以外のところではどのように暮らしており,どのようなものを作ってきたのかを説明する本.

  • りょうた さん

    かの長屋王の人となり、尾花の宴、仮盧の生活といった万葉びとの暮らしぶりが浮かび上がってくる。

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