日本宝島 理論社の大長編シリーズ

上野瞭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652010082
ISBN 10 : 4652010087
フォーマット
出版社
発行年月
1976年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
粟津潔 ,  
追加情報
:
21cm,397p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 純子 さん

    395ページ。まさしく大長編。父親の顔も知らない平助という少年の自立していく物語でもあり、都わすれというおしろいに害があることを知りながら国の繁栄のためには売らねばならぬ政治の世界を語ったものでもある。宝島を目指す冒険物語でもあり、島に住む老人たちの暮らしにはホラー感さえあるという、いやほんと壮大な話だった。都わすれの害悪を訴える町医者弘庵をはぐらかすご支配。ちょうど国会中継を見ていたので、まつりごとの前に庶民は無視されるしかないのかと憤ってしまった。本は古いが内容は古くないと感じた。

  • ふみ さん

    これはこれは盛りだくさんな冒険物語。 今読んでも面白かったけど、子供のときに読んだらさぞかし夢中に、なったでしょうね。

  • 無識者 さん

    一応どの年齢の人が読んでも楽しめる話に作り上げられている。主人公はなくなったと思っていた父がひょっとしたら生きている可能性があることを知り、父に会うたびに出る。また生きているかもしれないと思わせるきっかけになる覚書の中には、宝島をはじめとした、他の人が旅に出たいと思わせる動機となるものがかかれている。それで宝島にむかっていくわけだが、そこで様々な真実を知ることになり、最後に自分の中の宝島を発見する。

  • FK さん

    1976年初版の24刷。そのせいか二箇所ほど活字がかすれていた。私がこのほど入手したのが、もう10年前の刷り。ということはもうその間、あまり売れてないということを意味するのだろう。残念なことだが、まずは出版され続けることが大事か。『宝島』といえばスチーブンソンのそれが有名である。上野瞭はそれを『日本宝島』として、どのように異色な画期的なものにしているのかと楽しみに思いながら読み進めた。読み終わって、なるほど、と。「宝島」はどこかに実在するものかどうか。はたまた私たちの夢としてのみ存在するものなのか。

  • Kenichi Yamada さん

    小学校の図書館にあり、5か6年生で読んだ。当時は消化仕切れてなかったのだろう。数十年経って読んだのだが、改めて新鮮。鉛毒、父との関係、宝を求める気持ち、初恋のこそばゆさなどなど、いろんなテーマが盛り込まれている。良書である。

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人物・団体紹介

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上野瞭

1928年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学教授。児童文学者。評論『戦後児童文学論』を出版して注目されたのち、長編創作『ちょんまげ手まり歌』を出版。以後『わたしの児童文学ノート』など児童文学評論集をつぎつぎと執筆。同志社女子大学では児童文化を担当。創作に『ひげよ、さらば』(第23回日

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