上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? 朝日文庫

上野千鶴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022619310
ISBN 10 : 4022619317
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;15

内容詳細

末期がんの痛みはどうなる?夜間に何かあったら?認知症の場合は?ずばりお金はいくら必要か?「おひとりさま」の上野千鶴子が聞き、30年、高齢者の在宅死を支えてきた小笠原先生が、経験とノウハウを惜しみなく伝える。類書のない、「在宅ひとり死」のための教科書。

目次 : 第1章 がんで死ぬのがいちばんですか/ 第2章 PPK(ピンピンコロリ)と逝けますか/ 第3章 老衰で死ぬのは幸せですか/ 第4章 認知症になってもいつまで、家で過ごせますか/ 第5章 延命装置をつけたまま家にいられますか/ 第6章 看取りは家族の役割ですか/ 第7章 家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか/ 第8章 お金はいくらあればよいですか/ 第9章 離れていても在宅医療を受けられますか―ICT機器を駆使した在宅緩和ケアはこうなる/ 第10章 送られる側、送る側の心がまえは/ 在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すために/ 対談 小笠原先生、あなたはどうして「小笠原先生」になったのですか

【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年朝日賞受賞

小笠原文雄 : 1948年岐阜県生まれ。医学博士。日本在宅ホスピス協会会長。名古屋大学医学部特任准教授。岐阜大学医学部客員臨床系教授。73年名古屋大学医学部卒業。名古屋大学第二内科を経て、89年小笠原内科を開院し、院長をつとめる。99年医療法人聖徳会小笠原内科理事長となり、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【家族がいようといまいと、「家にいたい」はお年寄りの悲願。それなら今自分のいるひとり暮らしの住まいで、要介護状態になったらそのまま介護を受け、末期になったらそのままそこで死んでいく、ことはできないだろうか】「おひとりさまは誰が看取るのか?」「 お金はいくらあればよいか? 」など上野先生の67の質問に、癌の在宅看取り率95%を実践する、日本在宅ホスピス協会会長・小笠原文雄先生が、実例を交え答える。<できない、と思っていたことにも可能性がある。なぜなら、前例のないことを可能にしたパイオニアたちがいたから>。⇒

  • Roko さん

    見送る側の心構えとして家族に伝えることは「旅立つ本人の希望を聞き入れ、それがかなえられるように努力してください、そのために腹をくくってください」です。(本文より) 自分の最後をどうするか?これだけは譲れないということがあるのなら、もしもの時のために、今からちゃんと考えておかなければならない大事なことです。わたしは、不要な延命措置はお断りします。ただし痛いのは辛いので、痛み止めだけはお願いします。それでいいんじゃないかしら。上野さんと小笠原先生の会話に「人間らしい死」に対する救いが見えるような気がします。

  • moco さん

    さすがに読むのが早すぎた。あとうん十年生きなくてはならないのでね。そして、上野先生の安定の偏り(笑)選べるならガン死。さすが、ガン患者をたくさん見てきた先生だな。ALSや認知症の在宅看取りについては、ややまゆつば。65歳以上高齢者世帯の平均貯蓄が2,000万以上にびびった。平均って、まじか。

  • なをみん さん

    2022/8/7 50%ポイント還元345円 実はそんな希望を打ち明けられて現実問題としてどうなんだろうと思って読んでみた。介護関係の制度的現実は日々変わりつつあるけれど、もっと変わるべきことも多いだろうけど、「延命治療とか拒否」とか言われながらも救急車呼ぶのがどういうことなのかよくわかっていなかったし、家族とももう少し詳しく現実的に話しておかねばと思った。

  • 老齢症状進行中 さん

    良い本でした。今、私は、健康ですが、68歳、何らかの不調が出てきたらもう一回再読しよう。でも近所に在宅医療を行う医院があるかどうかです。救急車を呼ぶと必ず延命措置を施される、当然のことが、末期症状の体にとっては大問題とは恐ろしいことです。在宅死、そうやはりそれがいいですよね。独り身でなくても。

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上野千鶴子

1948年富山県生まれ。東京大学名誉教授。2011年から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究の第一人者。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士

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