開戦 惣目付臨検仕る 3 光文社時代小説文庫

上田秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334792916
ISBN 10 : 433479291X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
296p;16

内容詳細

惣目付として、奥右筆、目付に楔を打ち込んできた水城聡四郎に将軍吉宗から新たな命が下った。監察する対象は「大奥」。御広敷用人を務め、経験、知識のある聡四郎ではあったが、かつての“職場”は聡四郎の転任後、元の木阿弥になっていた。そして、大奥に切り込む聡四郎を意外な敵が狙う―。「惣目付」シリーズ、目が離せない激闘が繰り広げられる衝撃の第三弾。

【著者紹介】
上田秀人 : 1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    八代将軍・徳川吉宗により将軍を除くすべての者を調べることが許された、惣目付を拝命した一放流の遣いて水城聡四郎の活躍の物語です。此度は、吉宗が布告した倹約令の考えに反した大奥を取り締まるために、吉宗より大奥の取締を命じられる。江戸で水城の娘・紬を攫い水城に戦いを挑んで負けた元御広敷伊賀者組頭・藤川義右衛門は、名古屋まで逃げて来て生き残った唯一の手下で伊賀者・鞘蔵と手下の忍びを集めるために甲賀と根来へ向かう。🌿続く→

  • とし さん

    惣目付臨検仕る「開戦」3巻。江戸城の伏魔殿「大奥」を臨検し 取り締まることに・・・将軍吉宗、水城聡四朗を息つく暇も無く酷使しまね。入江無手斎の安否も判り、今回も展開が早く面白く読み了です。

  • baba さん

    徒目付、奥祐筆につづいて今回は大奥の改革、吉宗威光を背に、果敢に始末をつけ、溜飲が下がる。でも、恨まれそう。

  • 蕭白 さん

    あっという間に読み終えてしまいました。主人公が主人公らしい活躍をして、読んでいて楽しかったです。

  • kazukitti さん

    絶対義右衛門引っ張ったの失敗だってw 尾張を吉宗にぶつけるのは定番の暴れん坊将軍展開だけど、ソコに単なる御三家対立の構図以上の色見にするのに、この暗黒を夢見る落ち目の抜け忍崩れは役不足だってば。上田さんのは、名悪役は冥府センパイ以上の格と味があるのって出ないね。最長シリーズの主人公として、聡四郎がちゃんとしたり、彼のファミリーがしっかりしていくのは嬉しいけどもw

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上田秀人

1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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