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妻が夫を完全犯罪で殺す方法(あるいはその逆)

上田未来

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575247947
ISBN 10 : 4575247944
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

クズ夫は古典的な完全犯罪で殺す。殺されるくらいならAIを駆使した完璧な計画で妻を殺す――。料理研究家の鷹内冴子は夫の射矢に殺意を覚えていた。探偵に素行調査を依頼すると、三桁を超える不貞の事実が発覚。別れる前に叩きのめすと心に誓い、まずは『妻が夫を完全犯罪で殺す方法』という小説を執筆し始める。IT企業社長の射矢はキッチンの抽斗から妻の書いた小説を見つける。浮気がバレたと確信し、自社開発のAIに相談するのだった。夫婦喧嘩×完全犯罪×AIミステリー、このどんでん返しは絶対予測不可能!

【著者紹介】
上田未来 : 1971年山口県生まれ。関西外国語大学卒。「濡れ衣」で第四一回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    鷹内射矢(たかうちいりや)はIT企業社長、鷹内冴子(さえこ)はTV出演ありの人気料理研究家、30代の理想的パワーカップル。冴子は射矢の浮気を疑い探偵を雇う。射矢は2ヵ月で12人と不倫していた。執念深い性格の冴子は「妻が夫を完全犯罪で殺す方法」と題したノートを作り復讐計画を練る。射矢はばれたことを察知しAI《三郎》に相談する。《三郎》は射矢の幼馴染の天才プログラマー丸尾が作った世界初の汎用人工知能で、射矢に妻殺害を提案してくる▽AI暴走。トタバタコメディ舞台劇向き。清々しいクズ夫だw。2025.1刊

  • ma-bo

    著者の作品は初読み。料理研究家の妻が調査を依頼すると、IT企業の経営者の夫が膨大な数の女性達と関係を持ったり不倫している事が判明。妻は〈夫を完全犯罪で殺す方法〉という小説を書くことで完全犯罪のシミュレーションを始めるが夫がその小説を見つけてしまって...と中盤までは面白く読めたけど途中AI(人口知能)が出てきてから失速。シリアスなのかドタバタなのかミステリーなのか中途半端にとっ散らかってしまった印象。

  • オーウェン

    美男美女の鷹内夫妻だが、夫の射矢に浮気の疑惑が。 そこで妻の冴子は復讐のため夫を殺す方法をメモしていく。 一方射矢の方もその計画に気付き、会社が開発したAIに相談をする。 ブラックユーモアの前半で殺しに怯える夫の描写が面白いが、AIの三郎がやってくる後半はSFに早変わり。 三郎の暴走に夫妻両方ともピンチに陥る展開。 ただしラストのエピソードは唐突過ぎる。 最後のオチを作りたいがために、無理やりやらせたとしかね。夫妻で切り抜けた危機を台無しにするとは思えないのだから。

  • あっか

    最終的には、面白かった!いえ、途中、何読んでるんだっけ?SF?笑 思っていたのと違うなあ…と思いながら(若干心が離れながらも)展開が気になって読み進めていたのですが、三郎がAIとして辿り着いた最終的な帰結には、なるほどー!確かにそれは怖い!など納得感もあり満足感を得て、最後のもうひと展開で、一周回ってそこに戻ってきた感があって、最終的には面白かった!という感想になりました。笑

  • さっちゃん

    料理研究家の鷹内冴子は、軽い気持ちで探偵に夫・射矢の素行調査を依頼。妻の妹を含む三桁を超える数の浮気が発覚し、冴子は夫殺害計画を企てる。IT企業社長の射矢は妻に浮気がバレたと確信し、自社開発のAIに相談するのだが…。/家庭内ではカバー必須のタイトル。いくらモテ男でも結婚5年で三桁超えの浮気とはドン引き。互いに殺害を計画するが、深刻さはなくライトなドタバタ劇にグイグイ読まされる。射矢が相談するAIの三郎が凄すぎて怖い。やはり人類の為には存在しちゃいけない気がする。さて冴子、この後どうするつもり?

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