ニュースにならなかったあぶない真実 大手メディアが隠す

上杉隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569803128
ISBN 10 : 4569803121
フォーマット
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
221p 18cm

内容詳細

3・11以降、日本の世の中に流通したニュースのなかで、何が真実で、何がウソだったのか。

目次 : 第1章 そうだったのか!3・11報道の真実(伝えられなかったメルトダウンと放射能―「メルトダウンしていません。格納容器は健全性が保たれています。逃げる必要はありません」のウソ/ 原発の非常用冷却装置が作動しなかった理由―「原発事故は『人災』ではない」のウソ ほか)/ 第2章 新聞・テレビが真実を伝えられない理由(原発コストと政府・産業・マスコミの関係―「原発はクリーンで安全、低コストです」のウソ/ 大手メディアがジャーナリズム失格の理由―「セシウムは出ていません」「全国から検出されるなんてありません」のウソ ほか)/ 第3章 ニュースにならなかった日本の食品のあぶない真実(輸入禁止にされていた日本の食品―「『風評被害』で東京電力への賠償請求が始まっています」のウソ/ 海産物・農産物の放射能汚染を考慮にいれていない愚かさ―「大丈夫です。仮に、いま日本人が1トン海水を飲んでも、ただちに健康には被害はありません」のウソ ほか)/ 第4章 絶対に許せない!権力とメディアの「ウソ」(記者会見場での伝えられない舞台裏―「フリーの記者は態度が悪い」のウソ/ 公的な記者会見が閉鎖されている世界唯一の国が日本―「日本には報道の自由がある」のウソ1 ほか)

【著者紹介】
上杉隆 : 1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。NHK報道局、衆議院議員公設秘書、『ニューヨーク・タイムズ』東京支局取材記者などを経て、2002年よりフリージャーナリストに。政治・メディア・ゴルフなどをテーマに活躍中。2011年には「自由報道協会」を設立、代表に就任。一方でジャーナリスト無期限休業を宣言する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかでぃ さん

    話題が原発のことを中心とした本。 ちょっと前からこういう本何冊か読んでるから日本の報道はすでに信じてない。 原発の知識を得たいわけではなかったので途中から流し読み。

  • 1.3manen さん

    本著と同時に読みたいのは、安冨歩『原発危機と「東大話法」』明石書店、2012年であろう。というのも、本著の取り上げ方はウソの連発であるからである。今年の4月に発刊された本著が、もっと早く教えてくれれば、被害者が少なく済んだのでは、 思える部分が多々あることが新たな問題といえるだろう。報道内容についての吟味がこれほどの危機には重要になるにもかかわらず、正しく取捨選択した厳選報道であったか、と報道側も自問する以外ない内容であろう。特に収束していないのに収束宣言してしまった(070ページ)のはウソ中のウソだ。

  • ANUNYAPHUM さん

    3.11とそれに関する報道の嘘を著者がひとつひとつ暴いている。 今からでも遅くないので、沢山の人に知ってもらいたい内容です。

  • ざび さん

    今更だけどもメディアの垂れ流し報道に注意をし出したのは上杉さんのおかげ。今回もオンパレード。もちろん受けての私たちが取捨選択する能力を養うのが一番大事。でも上杉さんの主張する「中国よりも酷い」については、想定外であった。そこ目で酷いと考えないといけないんですね。

  • kun_maa(หมา) さん

    3.11 以降の日本のメディアが、福島原発事故について、いかに「根拠なき安心、安全デマ」を無批判に報道してきたのか。本書には筆者の無念とやりきれない思いが込められている。政府、東電の隠蔽体質、デタラメな記者発表と言い逃れ。最大の広告主である電力業界に尻尾を振って追従する大手メディア。都合の悪い事実には蓋をして、決して誤りを認めない報道機関。横並びで既得権益にあぐらをかいて、互いに評価も批判もできない記者クラブに隷属した既存メディア。読んでいて怒りを覚えた。著者は、そんな状況のなか可能な限り誠実に事実を知ら

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人物・団体紹介

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上杉隆

1968年、東京都出身。ジャーナリスト、作家、僧侶、株式会社NO BORDER代表取締役、日本ゴルフ改革会議事務局長。都留文科大学卒業後、NHK報道局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経てフリーのジャーナリストに。2002年、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞

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