経済で読み解く日本史 4 明治時代 文庫版

上念司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864106931
ISBN 10 : 4864106932
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
246p;15

内容詳細

人々は経済的に困窮すると、過激思想に救済を求める。金本位制は通貨供給不足になりやすいデフレレジームのため、世界経済は繰り返し恐慌に見舞われ、そのたびに過激思想が台頭した。秩禄処分への不平士族の「お金の恨み」が日本を対外戦争に駆り立て、新聞に煽られた世論はやがて英米と離反・対決する道を選んでしまう。

目次 : 第1章 金本位制の時代(金本位制とは何か?/ 金本位制の欠陥 ほか)/ 第2章 難航する貨幣改革(「御一新」後も江戸の貨幣が流通していた/ 失敗した新貨幣条例 ほか)/ 第3章 経済で読み解く征韓論と日清戦争(「征韓派vs.内政派」の大ウソ/ 西郷隆盛の問題意識と交渉術 ほか)/ 第4章 経済で読み解く日露戦争(対ロシア戦費調達の苦労/ 外国からの借り入れ増加を警戒した明治天皇 ほか)/ 終章 講和反対から日米対立へ―新聞と不平士族の怨念(再び恐怖の電報が届く/ ロスチャイルドと水面下で連絡をとっていた高橋是清 ほか)

【著者紹介】
上念司 : 1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takka さん

    経済で読み解く日本史シリーズの4冊目をついに読み終えた。この巻では、「金本位制」が重要なキーワードになっている。紙幣を刷りたいのに、それと交換するための金が不足していたこの時代、新たに金山が見つかるまで金本位制が世界中にデフレの影響を与えていた。このシリーズを通じて唱えている歴史の特徴として、「デフレになれば過激思想に飛びつく」というものがある。まさしく、世界情勢が翻弄されていく様がこの本では描かれている。歴史と経済の関係性を俯瞰的に学べる本であった。

  • 健 さん

    金本位制に翻弄された明治時代。今まで知らなかった歴史の真実なのだろう。経済が傾けば危険思想が跋扈するというのも洋の東西を問わず真実のような気がする。もうすぐ増税が実施される日本。しっかり経済の舵取りをして、変な方向に行かないことを願うばかりだ。また、日露戦争時の新聞の罪深さ。何をかいわんや。

  • タニツグ さん

    もちろん本書に書いてあることが全て真実とは思わない。でも、限りなく真実に近いのだと思う。経済の変化と歴史上の出来事があまりに密接に関係しているから。自分に置き換えて考えれば、経済(主に収入)がどれだけ日々の意思決定に影響を与えるかよくわかるんだけど、歴史となると別に見てしまいがち。現代が経済の原則に従っているならば、一本の線で繋がる過去も経済の原則に従うはず。経済の視点から歴史を見ることで昔の人が急に身近に感じられる

  • ステ さん

    シリーズ第4巻まで読み終わりました。この巻では、デフレの怖さと金本位制についてが大きなテーマだと思います。なぜ金本位制がダメなのか、いやそもそも「お金」って何だろう、なぜお金は使えるのだろう、なぜ外国と取引できるのだろう、というようなことを考えさせられるとともに、やはり歴史は政治だけではなく経済が大きなウェイトを占めているということがよく理解できます。明治時代をよく知ることができました。引き続き、最終巻です。

  • だいえす さん

    激動の明治時代。前半は金本位制や貨幣改革について。後半は日清日露戦争について。特に、日露戦争の戦費調達に奔走した高橋是清の話は面白かった。日本が間違った方向に向かい始めたのは日露戦争終結後の桂ハリマン協定の破棄からというのが著者の主張。直接の責任者は小村寿太郎。その小村を追い込んだのが世論を煽った新聞とそれにくみしていた不平士族。歴史から学べることは多い。個々の事柄ではなく戦略に基づいて行動を決めなければならないと感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

上念司

1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の

プロフィール詳細へ

上念司に関連するトピックス

  • 注目の経済評論家が徹底解説 アベノミクス、TPP、ブラック企業などの話題のワードを『TVタックル』などで注目の経済評論家・上念司 が徹底解説する... |2015年09月08日 (火) 17:53
    注目の経済評論家が徹底解説

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品