OVER -結果と向き合う勇気 -

上原浩治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847098505
ISBN 10 : 4847098501
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;19

内容詳細

"突然の現役引退――。“雑草魂”が枯れるとき、上原浩治は何を思ったのか。
日米で約21年、数々の修羅場を乗り越え、「結果」と向き合ってきた男の最後。そこにあったプロフェッショナルとしての確かな信念。

5月20日、読売ジャイアンツから引退を発表した上原浩治。
日本球界で11年、メジャーリーグで9年。数々の栄光を手にしてきた。
衝撃的だったジャイアンツデビュー年。20勝を挙げ、タイトルを総なめにした。
WBC優勝。圧巻だった韓国戦のピッチングは世界中を驚かせた。
ワールドシリーズ制覇。1年で87試合の力投は、地区シリーズのMVPをも手繰り寄せた。
ジャイアンツ電撃復帰。クライマックスシリーズの山田哲人に見せた力投――。

一方で、数々の挫折も経験した。
度重なるケガ、敗戦処理、ポストシーズン三連続被弾……そして、最終年に味わった「二軍」生活。

なぜ、引退を決断したのか。
最後の2年を丁寧に振り返る。
日々の葛藤から見えてくる、ピッチャーとしての在り方、プロフェッショナルとしての生き方。
雑草魂の矜持と枯れた瞬間――

同級生スペシャル対談2本収録。
上原浩治×高橋由伸 「由伸が監督じゃなかったら、ジャイアンツ復帰はなかった」
上原浩治×松井稼頭央 「1年でもっともつらい時期はシーズンでもキャンプでもなく……」


発行:JBpress
発売:ワニブックス"


【著者紹介】
上原浩治 : 1975年4月3日生まれ。大阪府出身。東海大仰星高校時代は外野手兼控え投手。1年浪人して大阪体育大学に入学し頭角を現す。大学3年時に日本代表に選ばれ、97年のインターコンチネンタルカップ決勝では、当時国際大会151連勝中だったキューバ相手に先発し、勝利投手となる。98年、ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。1年目に20勝4敗で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠を達成。新人王と沢村賞も受賞する。2004年にアテネオリンピック日本代表に選ばれ銅メダル。06年にはWBC日本代表に選ばれ初代王者に貢献。07年にはジャイアンツの球団新記録となる32セーブをあげた。08年にFA宣言でメジャー挑戦を表明し、1月14日ボルチモア・オリオールズと契約。11年シーズン中にテキサス・レンジャーズへ移籍し、アメリカン・リーグ優勝に貢献。FAとなった2012年オフに、ボストン・レッドソックスと契約し、13年にはクローザーとしてワールドシリーズ制覇に貢献。リーグチャンピオンシップMVPぶに輝く。16年12月14日、シカゴ・カブスに入団。18年3月9日、10年ぶりに日本球界に復帰。読売ジャイアンツでプレーするも翌19年5月20日、現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 西 さん

    高校時代は強豪校でもない学校でレギュラーにすらなれずに一浪して大学に入った人が、卒業する時にはプロから1位指名されるピッチャーになっているなんて、下手な漫画のストーリーのようだ。野球の技術論はわからなくても、書かれている上原さんの哲学は私も覚えておこうと思う。「環境がないからこそ得られるものがあった」「与えられた場所を全うすることが、経験をものにするために唯一できること」「他人の評価はコントロールできないものとして受け入れる」

  • パラオ・スパニッシュフライ さん

    リアルでガチで同世代。僕が社会人になりたての頃、当時はバリバリ巨人ファンであった僕にとって、上原の登板が大きなモチベーションでした。お陰で仕事も頑張れた。メジャーに行って世界一のクローザーになった時は大祝勝会。彼のおかげで僕も今までやってこれたと言っても過言ではない。そんな人の想いが詰まった本。引退の真相を読んで涙する。ざっくばらんな対談を読んで頬を緩める。最後の上原の言葉を噛み締めました。それにしてもこの世代、高橋由伸、尚成、川上憲伸、稼頭央、タイガーウッズ、ベッカム、さかなクン、最強世代すぎるよ。

  • ma-bo さん

    上原浩治選手のエッセイ。第一章では、日本球界復帰から引退に至るまでの葛藤、裏側が記される。そして練習方法や野球に対するこだわりも興味深い。中でも球速(数字)で勝負しない、目に見える球速ではなくバッターにいかに早く見せるかを意識していたという部分が印象に残ったし、上原投手の強烈な自負を感じた。

  • tetsubun1000mg さん

    今年ジャイアンツを引退した偉大な投手「上原浩治」のエッセイ。 メジャーでワールドチャンピオンにもなったレジェンドクラスの選手だが、内容は引退を選んだ理由、自分の投球術、一軍二軍の役割の違いとプロの考え方を整理して分かりやすく書いてある。 野球選手の中では大変クレバーな投手だったのが伝わってくる。 上原選手クラスになると、練習しすぎて故障につながってしまうので、練習量を抑える役のコーチが必要なほどらしい。 女子バレーボールの中田監督も講演で同じことを言われていました。トップクラスの選手は練習量もすごい。

  • 法水 さん

    昨年5月に電撃引退した上原浩治さんが引退に至るまでの心境、引退してから分かったことなどを綴っている。とりわけ原監督との電話でのやりとり、引退の決意を告げた後、「パパの夢は俺が継ぐ」と野球を始めた長男のエピソードがグッときて。同級生の松井稼頭央さん、高橋由伸さん(生年月日も同じ)との対談も収録。

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