心霊目撃談 現  竹書房怪談文庫

三雲央

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801920422
ISBN 10 : 480192042X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
三雲央 ,  
追加情報
:
224p;15

内容詳細

恐怖箱シリーズのアンソロジーで、寡作ながら毎度印象深い話を持ってくる隠れた名ハンター、三雲央。彼がこれまでじっくりと集め、温めてきた怪談がついに1冊に纏まった。突然気絶した女性。目を覚ますと体に謎の歯形が…「虎視」、町工場の片隅に置かれた古びた黒のランドセル。中には意外なものが…「ランドセル」、引っ越したばかりのアパートに遊びに来た友人。深夜、突然顔面をテーブルに打ち付ける音が…「一緒に暮らしていた」、トイレのドアを閉められぬ女性。その戦慄の理由とは…「閾値」他、衝撃の全36話!

【著者紹介】
三雲央 : 怪談コンテスト超‐1参加後、恐怖箱シリーズにて実話怪談の執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    実は恥ずかしながら長い間私は著者が女性だと勘違いしておりました。本当に日本語は何て難しい言語なのでしょうね。間違えた理由は、芦沢央(よう)さんの事が頭にあったからで、最近漸く同じ央の文字で「ひろし」と読むのだと気づいたのですね。それに著者の実話怪談はヒロインが出て来る確率が高く女性心理にも長けておられるので余計に誤解しましたね。さて「夢か現か幻か」という言葉がありますが、本書には何とも不可解な話が多くて楽しめましたね。『のろい』中学の現国の女教師・町江さんがテスト用紙に「のろい」と書かれた答案を見つける。

  • HANA さん

    実話怪談集。ほとんどが理に落ちない奇妙な出来事が中心となって語られている。全編実話怪談の構成に極めて忠実で面白いのは面白いのだけど、語り口が淡々としているせいかどうもあっさりしすぎというか盛り上がりに欠けるというか。奇妙な出来事系の怪談は人間系や幽霊と違い、ある意味日常と地続きの出来事を描くわけだから、語り口によっては凄みも嫌さも欠ける事が読んでいるとわかる。内容によっては、例えば「顔そぎ」とかもっと嫌さを発揮できるんだろうけど…。あと「赤い獣」だけど、ネットで一世を風靡したある怪談を連想させられるなあ。

  • qoop さん

    超常現象とは云い難い故に怖い話多数。何が起こっているのかすら分からない〈落書き〉、体験者自身の記憶を疑わせる点で怪談として最も攻めたあり方だと思える〈あやふや〉、現実とは何かを考えさせられる〈象徴〉、現象としては軽いのに不穏な雰囲気がひしひしと漂う〈或る物音〉、怪異の周囲をかすめるようなもどかしさを感じる〈のろい〉、当人の恐怖と実際の出来事の差が激しすぎる〈閾値〉などが印象的だった。

  • キナコ さん

    ホラー短編集。結果よく分からないが不思議な話や、理由は分からないながらも後味が悪い話がありぞわぞわしながら読めました( ´∀`) 一緒に暮らしていた・臭い・子猫差し上げますは特に良かったかな😃

  • せきぐちひろみ さん

    アンソロでよく名前を見かけて嫌いじゃない文章だったので、単著を読みました。 が、単著になるとなんだか、あんまり好きじゃないかもしれない。 うまく説明できないけど、文章の締め方が好きではないのかも。 その一文余計じゃない?みたいな。

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