生活の世界歴史 1 河出文庫

三笠宮崇仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309472119
ISBN 10 : 4309472117
フォーマット
出版社
発行年月
1991年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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15cm,359,12p

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読書メーターレビュー

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  • じょあん さん

    「生活」という視点から見る古代オリエント。生業や信仰、衣食住、社会でのあり方などなど、 王や貴族のみならず、中間層や賤視された人々、奴隷に至るまでその人生に迫る。 あらかじめ古代オリエントの歴史の流れを頭に入れて読むのがベスト。同じ河出書房新社から出ている世界の歴史シリーズの『古代オリエント』あたりが電子書籍で出ていて1冊にまとまっており手軽に読めるのでこちらを先に読むと良いかもしれない。

  • こうきち さん

    話自体は、狭い期間でかなり長いうえに、年代が大まかであるため、通史の知識としては使えない。が、生活といった面を冷静に分析しながらの記述は、とても読みやすく、また、単純に歴史の教科書などを読むよりも、人間感覚を感じながら学習できた。全シリーズ読んでみたい。

  • 蛇の婿 さん

    専門書にありがちなややこしい文章ではなく、平易な文章で書かれているので、私のような歴史素人でもすごくわかり易く読めました。古代オリエントの入門書としても最適と言ってもいい本なんではないでしょうか。巻末の参考文献の表が、さりげに歴史初心者に「興味があるなら、もっと他にこういった本があるので、読んでみてください」と語りかける、三笠宮親王の古代史好きの顔が覗けるようでとても好きだったりしますww

  • shou さん

    古代メソポタミアやエジプトについての論文を集めたもの。元論文が古いため、昨今の庶民生活史とはやや異なる硬派なアプローチ。とはいえ文献資料を丁寧に追っていて読みやすい。

  • rbyawa さん

    これ自体もかなり古い本なので多分その後の研究によってかなりの変化を迎えているとは思うものの、これってあれ、科学技術の進歩による測定や文献史料以外の出土品から多角的に歴史を見る、という比較的新しい流れの初期の頃の本なんじゃないのかなぁ。ちょっと時期ズレてるかもしれないんですが、庶民の生活史って段階で少し昔は結構珍しかったんだよ。んで、そう研究してくと意外と庶民も歴史の表に影響与えてるんだよね。庶民が書記になる話や、奴隷の人権の回復の仕方とか、ちょっとずつ面白かったな、もっと今は研究進んでるかなぁ、楽しみだ。

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