おとうさんがいっぱい 新・名作の愛蔵版

三田村信行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652005149
ISBN 10 : 4652005148
フォーマット
出版社
発行年月
2003年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,206p

内容詳細

ある日、お父さんが増えてしまった。同じ顔、同じ声でまったく区別がつかない。本当のお父さんはどれか、今のぼくは本当のぼくなのか。いつもと同じ1日が突然迷路のような世界に…。背筋が凍る5つの話を収録。

【著者紹介】
三田村信行 : 1939年、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。在学中から創作を始める

佐々木マキ : 1946年、神戸に生まれる。京都市立美術大学中退。マンガ家、イラストレーター、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    恐怖映画コミュニティで知った本。確かにこれはトラウマ級。子供の頃に恐れていた事をそのまま、書き起こしたかのような物語ばかりなので懐かしくも古びない怖さを感じます。特に「ぼくは5階で」の鍵っ子の不安や「壁は知っていた」の親の一人がいなくなり、残った一人とはどうも暮らしていくのがしんどい事が直感的に分かる時とか。でもこの本を「家族と一緒にいると時々、しんどい」と思っていた時に読んでいたら「大人って生き物程、子供みたいに人の事は思っちゃいないんだよ。例え、親であってもね」と早い内に見切りをつける事が出来たのに…

  • コットン さん

    これが子供向けの本なの!・と感じるのは私だけでしょうか。5つの短編集『かべは知っていた』なんか、安部公房の『壁』を連想する。それにしても佐々木マキのイラストは時代を超えて素晴らしいな―――!

  • こばまり さん

    年端もいかない子にこんなものを読ませるなんて一体全体どんな了見だ。リアルを疑えとウォシャウスキー(今や)姉妹よりずっと以前に、しかも子供に説いたクリエイターがいたとは。足元ぐらつく名作である。

  • ミロリ さん

    奇妙な世界を旅行してきた気分になる。すごく面白かった。5篇。『どこへもゆけない道』いつも通りの道で帰ろう。違う道で帰るとろくなことがない。『ぼくは五階で』四畳半神話大系を思い出す。主人公のぼくは一体誰なんだろう。生きているのか死んでいるのか。『おとうさんがいっぱい』自分なら一番最初にいた人を信じる。

  • ☆ぴよこ☆  「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」 さん

    P46まで。2話読んだが、何とも言えない恐怖が。。。今読みたい本ではなかったので、進んで読んでいなかったが、最後まで読んでみたかった。図書館本なので、時間切れ。主人公は小学生だから、子どもが読むと、もっと恐怖が感じられるだろうな。

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三田村信行

1939年東京都に生まれる。「風の陰陽師」シリーズ(ポプラ社)で巌谷小波文芸賞、日本児童文学者協会賞を受賞

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