貧困肥満 下流ほど太る新階級社会 扶桑社新書

三浦展

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594058746
ISBN 10 : 4594058744
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
18cm,205p

内容詳細

低所得者ほど安くて高カロリーのものを食べる。成績が悪い子どもほど太っている。脱肥満は階級闘争…。「ファスト風土」が貧困と肥満を生み出している事実を、多くの実例とデータ検証によって明らかにする。

【著者紹介】
三浦展 : 1958年新潟県生まれ。消費社会研究家、マーケティングアナリスト。一橋大学社会学部卒業後、(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集長を経て三菱総合研究所入社。99年、消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディーズ研究所」設立。マーケティング調査を行うかたわら、家族、消費、階層、都市問題などを研究。社会学、家族論、青少年論、都市計画論など各方面から注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 扉のこちら側 さん

    初読。2014年810冊め。第二章の様々な人の食生活レポートがおもしろかった。下流のチェックリストのひとつに年収が年齢×10以下というのがあるが、これは昨今多いのでは。

  • ごへいもち さん

    読んだのを忘れて再読。がっかり

  • ヨータン さん

    貧困が肥満を生む。妙に納得しました。野菜やフルーツの体に良いものって、高いので、安くて手っ取り早いコンビニ弁当やファーストフード選んでしまう気持ちもわかります。やはり肥満にも貧困にもならないようにするには、食事のみならず、日常生活全般において、自分を律することが大事なのかなと思いました。

  • バーベナ さん

    筆者が下流(収入ではなく意識の問題)と定義した人の、普段の生活レポが載っているのだけれど、彼・彼女たちにはどんなアドバイスも届かない感じが伝わってくる。でも、自分で理解して選択しているのではなく、ただ情報に流されるままに、消費を仕掛けてくる企業の餌食になるなんて面白くないよなぁ。

  • 66 (Audible オーディブル毎日聴いてます) さん

    「上級は労働し、下級は消費する」「低所得者ほど安くて高カロリーなものを食べる」「金持ちはスポーツと健康食でスリムな体型を維持」「海草格差〜勉強ができない子ほどジャンクフードを食べる」がポイントか。和食をちゃんと食べるのが一番と受け止めました。「ルポ こんな暮らしがデブの元」は圧巻。止める人は周囲にいないのかなあ。最後の「鼎談」は井戸端会議みたいで今ひとつでした。母親としては、ちゃんとしたものを食べさせる。自分でちゃんとした食べ物を選べる子に育てる。これにつきるのかな。図書館本。

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人物・団体紹介

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三浦展

1958年生まれ。一橋大学社会学部卒。82年株式会社パルコ入社、『月刊アクロス』編集室勤務、86年編集長。90年より、三菱総合研究所に勤務。99年、カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、都市・郊外、家族、階層などを複合した研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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  • 作成者:望月ハルヒさん