やっぱり悲劇だった 「わからない」演劇へのオマージュ

三浦基

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000253581
ISBN 10 : 4000253581
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
三浦基 ,  
追加情報
:
210p;19

内容詳細

知らない、わからない、考えない、どーでもいい、関係ない。こうして喜劇は日常に満ちている。だから、あなたのそばには演劇が!心ないわかりやすいフレーズ、時間で成立する熟議、中身のない丁寧な説明…舞台はあそこでも、ここでも。参加してみよう、わっしょい!まず、「ぜんっぜんわからねー」と叫ぶことから。京都にアトリエ「アンダースロー」を構える劇団「地点」代表、演出家の三浦基。演劇は偉い。なぜならそこにはあなたが、私が、我々がいるから。我々がいるところとしての舞台、生活、政治、すべては「わからない」から始まる。ではご一緒に。

目次 : 1(生身の観客/ 走り続ける1 駈込ミ訴ヘ ほか)/ 2(3月11日は初日だった。/ 日本現代演劇の変 ほか)/ 小文(祖父と基督/ うまいぞ!ロシア ほか)/ 3(なぜスタニスラフスキー・システムではダメなのか?/ アクチュアリティとは何か?―『CHITENの近未来語 2016年8月9日版』から考える ほか)

【著者紹介】
三浦基 : 劇団「地点」代表、演出家。1973年生。桐朋学園芸術短期大学演劇科・専攻科卒業。96年、青年団入団、演出部所属。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。帰国後、地点の活動を本格化。2005年、青年団より独立、活動拠点を東京から京都へ移す。同年、チェーホフ作『かもめ』で利賀演出家コンクール優秀賞受賞。06年、ミラー作『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞受賞。07年、チェーホフ作『桜の園』で文化庁芸術祭新人賞受賞。17年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。ほか、京都府文化賞奨励賞(11年)、京都市芸術新人賞(12年)など受賞多数。12年にはロンドン・グローブ座からの招聘でシェイクスピア作『コリオレイナス』を上演するなど海外でも高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tatu60 さん

    「昨今では『自粛』という素敵な沈黙の仕方まで身につけているわけだが。」 声を出していきたいと思った

  • Yuri Kuzukawa さん

    あーうあう、本当。同職、そしてちょっとだけ似てることを考えているからこそ、あうあうしてしまう。引っ張られるな!と言ってみたところであんまり意味はなし。でも、今まで説明することができなかったことへの語彙っていうか、語るための言葉を得たり、なんか読むべき観るべき飛び込むべき場所が掴めたような気がする。この本はまた読むことになるだろう。あうあう言い続けよう。

  • 葛 さん

    2019年3月19日第1刷発行 著者:三浦基 発行者:岡本厚 発行所:株式会社岩波書店 印刷:精興社 製本:松岳社 協力:清水野亜、田嶋結菜 写真:アンダースロー 撮影:松本久木

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