女子漂流 文春文庫

三浦しをん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167912123
ISBN 10 : 4167912120
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;16

内容詳細

人生という大海原に漕ぎ出してみたものの、たどり着くべき岸からは遠ざかるばかり。いつしか己が漂流していることに気付いた女子二名。女子校、恋愛、エロ、結婚、仕事、買い物依存症、隠遁願望。正反対の漂い方をしてきた二人による、時に笑えて時に赤裸々すぎるトークの行き着く先は!?自分らしい生き方が見えてくる一冊。

目次 : 第1章 女子校の女子(誤った選択/ 「のりお」と呼ばれて ほか)/ 第2章 女子の恋愛(「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」/ カルチャーショック ほか)/ 第3章 女子のエロ(「精液の色は?」/ おしべとめしべ ほか)/ 第4章 女子の日常(おじいさんの部屋/ 片づけられない女 ほか)/ 第5章 女子の王道(ブスの壁/ 女が作ったカツアゲシステム―専業主婦 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    わりとえげつないので、男性には読んでほしくない。女性に対して抱いていた夢がバキバキと音を立てて破壊されると思う。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    女子力のベクトル方向ちがえども力は強く動揺はなし #短歌 三浦しおんの文庫の解説を中村うさぎが書いていて、わかりみが深かった。そうだ、自分の根本がしっかりしていると違う方向へ進む人の姿のわかりみが深くなるのだと。

  • ユメ さん

    女子は、茫洋たる大海原を漂流している。「世間から求められる女性像」という岸辺を目指して。あるいは、それに縛られなくてすむ向こう岸を目指して。漂流生活の本音を、うさぎさんとしをんさんが赤裸々に語り合う。漂流の果てに大陸に辿り着けたとしてもそこは無人だ、という2人の結論はすっと腑に落ちた。実は、大海原には女子の数だけ孤島が浮かんでいる、という。理想の大陸が存在しない以上、女子は生涯が漂流生活ということになるわけだが、岸辺を目指さないオタクこそその適応者といううさぎさんの考えはひとつの指針になりそうだ。

  • けぴ さん

    先日は椎名誠さんの漂流オタク本を読んだ。今回は女子漂流。といっても本当に漂流するわけではなく、精神的な漂流。三浦しをんさんと中村うさぎさんの女子トークが五章にわたって繰り広げられる。P194 「我々の人生には、目指すべきゴールなどない。(中略) 人生が果てなき漂流に過ぎないと分かった今、オタクこそがこの漂流を楽しめる理想の適応者なのだ、と。」中々面白い一冊でした。

  • chiseiok さん

    女子会は着飾りよそゆき完全武装女子会と本音ぶっちゃけダダ漏れの全裸女子会に大きく分かれると思うんです。この対談も女子会でいえば最初はやや武装気味。お互いちょっとカタくて遠慮がち、あれ?こらイマイチか?と感じていたら"女子のエロ"の章辺りからイイ感じにあったまりだして、最後はもう全開全裸w。こじらせ女子の大御所&新鋭ツートップのマッチアップはやっぱ面白かった。最終章"女子の王道"では専業主婦=カツアゲシステムと仰せ。専業主婦の皆さんには申し訳ないけれど、その成り立ちに(あくまで成り立ちにですよw)超納得。

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