22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ 天命反転する経験と身体

三村尚彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845919178
ISBN 10 : 4845919176
フォーマット
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
306p;22

内容詳細

死すべき存在である人間の運命に戦いを仕掛けた荒川+ギンズの思考に迫る22世紀の身体論。荒川修作没後10年、今なお刺激に満ちた現在進行形の彼らの思想を再発見していく画期的論集。

目次 : 第1部 天命反転住宅の経験(ブランキーまたはチェ・ゲバラ―ARAKAWA+GINSに寄り添って/ 天命反転+マインドフルネス!―荒川+ギンズの天命反転思想を体験から読み解く/ 天命反転座談会 三鷹の住民が志段味を訪れる ほか)/ 第2部 22世紀の身体論(仮説としての荒川+ギンズ―『建築する身体』の切り閉じ/ 「臨床的手続き」としての建築とその使用法―ジェンドリンと荒川+ギンズ/ ヘレン・ケラー経験はアラカワ作品をどう見せるか―ウィリアム・ジェイムズから示唆を得る ほか)/ 第3部 オンゴーイング・荒川+ギンズ(メイキング・オブ・アラカワ展@Gagosian NY/ 「荒川修作+マドリン・ギンズ―永遠の傾き」展 “問われているプロセス/天命反転の橋”一九八七‐八九/ 都市計画の模型―受容論としての“養老天命反転AR” ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 毒モナカジャンボ さん

    巻末の文献リストがかなり助かる。A+Gについていろんな方向から語られているが、磯崎新の荒川への追悼文が絶妙なラインで良い。無明の境地て。本間桃世に対して自分をカストロ、本間をゲバラだと言った荒川の革命家としての観点。荒川は英語でほとんど書いてなかろうという話から、主要著作をマドリン・ギンズを主としたものとして見る必要が出てくるし、遺稿『Forever Alive, Not If, But When』は早く出版されてほしい。岡村心平のジェンドリンと絡めた論考、稲垣諭論考が印象に残った。

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