帝都一の下宿屋

三木笙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488027926
ISBN 10 : 448802792X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
241p;20

内容詳細

銀座は南紺屋町にある下宿屋「静修館」。若き大家の梨木桃介は無類の世話好きだ。家事万端を見事にこなし美味しい食事を作ってくれる桃介の元を追い出されるわけにはいかぬと、小説家の仙道湧水は我侭を封印して生活している。ある日、湧水は馴染みの記者から粗悪品の醤油を売っている店があるという噂を聞きつける。それは桃介とも縁の深い店だった。桃介の曇った顔は見たくない。湧水は探偵のごとく真相解明に乗り出すのだが―。明治の下宿屋を舞台に贈る、心あたたまるミステリ。

【著者紹介】
三木笙子 : 1975年秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mihya さん

    頃は明治。下宿『静修館』に住む作家の仙道湧水。傍若無人の性格の湧水が、下宿先の大家の人柄と料理に惚れ込み、猫を被る様がなんだかおかしい。それでいて繊細で情緒あふれる小説を書くという。作家ならではの推理で日常系の謎をとく短編集。 最初は何となく文に馴染まない気がしたが、すぐに慣れた。 どうやら何かのスピンオフだったらしいが、全然問題はなかった。機会があれば元ネタも読んでみよう。

  • はつばあば さん

    あぁ〜桃介のような亭主欲しい〜!。「静修館」の大家梨木桃介が作る料理に心を奪われている小説家、仙道湧水。明治の男って「結界師」登場の朔もそうですが、オレ様気分満載ですが惚れたものには猫を被るんでしょうかねぇ。料理だけでなく家事全てに秀でた桃介。その桃介に頼まれれば一肌も二肌も脱いで探偵のように謎解きをする湧水。反対に好き勝手に言える坂口との会話も面白い。古き良き時代の推理物が多い作家さんのようです(#^.^#)。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    「帝都探偵絵図」シリーズのスピンオフ。 高広が住む下宿〈静修館〉が舞台ですが、探偵役は人気作家の仙道湧水先生。 そして、一家に1人欲しい梨木桃介さん! ガッチリ胃袋を掴まれたら逆らえませんね(笑)。 下宿人勢揃いで謎解きする『怪しの家』が好き。 優しい気持ちになれるミステリーで良かったです☆

  • yu さん

    Kindleにて読了。 ネットの広告を見て、面白そうだなと思い読んでみた。料理上手な桃介が営む下宿屋に住む小説家仙道湧水。ひょんなことから紛れ込んでくる謎に挑むことになる。編集者の坂口とのやり取りが面白い。続編出たら絶対に読む。

  • hirune さん

    【Kindle】湧水先生ったら売れてる小説家なのに、無類の働き者で正直者で物凄く美味い料理を食べさせてくれる大家の桃介込みで居心地のいい下宿にゾッコン惚れ込んでいて出ていく気など毛ほどもない。大事な大家のために最初は不承不承素人探偵を始めたのだが、意外と適性があったようで段々ノリノリで謎の解決に挑むようになっていく😅副業としてお金を取らないのが勿体無い解決っぷりだし。なかなか好みでした♪

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