チェーン・ピープル 幻冬舎文庫

三崎亜記

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344429093
ISBN 10 : 4344429095
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
293p;16

内容詳細

「いつでも、誰でも人格者になれます」。名前も年齢も異なるのに、同じ性格をもち同じ行動をする人達がいる。彼らは、チェーン店ならぬ「チェーン・ピープル」と呼ばれ、品行方正な「平田昌三」という人格になるべくマニュアルに則り暮らしていた。そんな時、429人目の平田昌三が、殺人事件を起こす。温和なはずの彼は、なぜ人を殺めたのか―。

【著者紹介】
三崎亜記 : 福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年「となり町戦争」で第十七回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆21031【チェーン・ピープル (三崎 亜記さん)k】@たしかに何ちゃらマンと怪獣が街の中でドタバタしたら近隣住宅全半壊だ。三十年ローンで買った家が〜!と。敵が単独で暴れるてるよりも正義の味方が戦うことによる被害の方が大きかったとは。A自叙伝じゃなくて似叙伝ですか。自叙伝を他人に創作してもらう?Bチェーン店じゃなくてチェーンピープルですか。C心の中にだけある国の地図。普通の概念では理解不能Dゆるキャラの中に人などいない。さて、裸の王様の様に着ぐるみが見えないゆるキャラとは?E応援、諸刃の剣だ。

  • Mumiu さん

    事象は一つ、接する人の数だけの真実ができあがるという短編集。結構笑えないはなし。ほんとうに怖いモノは妖とかよりもごく身近にあるんだよね。

  • tokko さん

    日常の中の非日常というか、普段先入観にとらわれて見逃している「何か」にスポットライトを当てて「そういう世界」を描くのが上手でした。何となくわからない世界のままで突き放してもらってもよかったのかなぁ、少し「ここはこういうことなんだよ」と説明しすぎている気がしました。もちろんわからないままのことはたくさん残しているんだけど、もっと寓意性に満ちた物語の方が好みです。

  • kei@名古屋 さん

    またも奇妙な世界に連れて行かれました。三崎さんはやっぱり面白い、文章だから作れる世界観を描かせたら本当に面白い!だけど人には勧めない。私だけの世界。という感じです。本当に空想の世界は無限の広がりを感じます。

  • みやび さん

    各6章からなりそれぞれ6人の人物にスポットをあてた短編集。中でも「正義の味方」「ぬまっチ」「応援」は大衆の力や間違った正義の押し付けが怖くなる。自分が正しいと思ってやる行動は人をどこまでも盲目に強くさせてしまう。それが大勢集まった時、その大きな波は誰にも止められない。人の数だけ正義はあり反対から見れば悪になる。正義は多角的で捉え方によって変わる。日々新しい便利なツールやシステムが開発されてそれはいい事だけどでも失ってきたものも必ずあるはずで。三崎亜記さんの小説を読むと立ち止まって考えるきっかけになる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

三崎亜記

1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年、『となり町戦争』で第17回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品