目を閉じて心開いて ほんとうの幸せって何だろう 岩波ジュニア新書

三宮麻由子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784005004010
ISBN 10 : 4005004016
フォーマット
出版社
発行年月
2002年06月
日本
追加情報
:
18cm,180p

内容詳細

4歳の時、病気により1日にして光を失った著者が、みずからの体験をもとに、すべての人間が生きる価値があること、未来を信じて希望と勇気をもって生きることの大切さを、悩み多い若者に語りかける感動の生き方論。

【著者紹介】
三宮麻由子 : 1966年、東京に生まれる。四歳で病気のため光を失う。上智大学フランス文学科卒業、同大学院博士前期課程修了。外資系通信社勤務。エッセイスト。『鳥が教えてくれた空』で第二回NHK学園「自分史文学賞」大賞、『そっと耳を澄ませば』で第四九回日本エッセイストクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 愛奈 穂佳(あいだ ほのか) さん

    【ココロの琴線に触れたコトバ】仕事に従事するときには、「惜しい」と言われないものを作るように心かげてみよう。組織に入るかどうかは別として、まずは一人ひとりが社会にきちんと腰を据えることだと思う。そして、自身が生み出すものの先にいる人の中で、一番困っている人が「ありがとう」と言えるものを作り出せるよう、ともに努力してみよう。

  • タマ さん

    絶望は破滅しかもたらさないけど、希望はもっと大きな希望をもたらすという言葉に納得。

  • M さん

    体の五感を通して、想像力を養いながら、自らの希望をもって生きることの大切さを説いており、五感といっても目に見えるものだけを重視する視覚偏重に陥りがちな現代社会にとって、聴覚や触覚、想像力といった視覚以外の感性の視点から幸福や生の営みの本質が書かれていて、内容には共感でき、採り入れたい考えが多かった。しかし、目が見えるからこそ却って想像力を失いがちとは何とも皮肉なことではないか。また、植物は固有に音を拾っていること、"merci"には感謝と慈悲があること、想像力の逸話として俳句の季語の話などは興味深かった。

  • エル さん

    ☆3.8

  • 愛奈 穂佳(あいだ ほのか) さん

    【ココロの琴線に触れたコトバ】でも、松の幹に耳を当てて見えない沢の存在に触れたように、たとえ両手の中に収まらないもので音を通じてなら触れることができるのではないだろうか。それは鼓膜によって景色に触れることである。そして色彩や景色の細部こそ分からなくて、この音を通じた実感は数万の言葉を駆使した説明にも勝ると思う。音は大いなる世界に触れる手段なのである。

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人物・団体紹介

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三宮麻由子

東京都生まれ。上智大学フランス文学科卒業後、同大学院博士前期課程修了、修士号取得。外資系通信社で報道翻訳を手掛けるとともに、エッセイストとしても活躍。著書『鳥が教えてくれた空』で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞受賞。『そっと耳を澄ませば』で、第49回「日本エッセイスト・クラブ賞」、2009年「点

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