(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 角川文庫

三宅香帆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041128084
ISBN 10 : 4041128080
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

読んだほうがいいのは分かってる!わかってるけど読んでもよくわからない! だから読んだふりをしちゃうんだ!
夏目漱石、村上春樹、ドストエフスキー、三島由紀夫、カミュ‥‥。
読んだふりしたくなる、だけど実はよくわからない小説の楽しく読む方法を、注目の若手書評家の著者が解説。
教養のために小説を読みたい。ちょっと面白そうな名作があるから読みたい。
映画の原作になった文学を読んでみよう‥‥と思っても、「忙しい」とあとまわしにしがちな人や、もう読んだふりをしたくな
い人に、名作小説も古典小説も、ちょっと読み方を変えれば、面白くなる「読む技術」を著者が伝授します。

【著者紹介】
三宅香帆 : 1994年生まれ。高知県出身。大学院在学中に書籍執筆を開始し、作家・書評家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    著者が語る読書の楽しさ、名作の解説は 気負いがない分 読んでいて楽しい。 確かに 「名作」と言われているけど、自分には 理解できない本は多く、それが 感性の違いなのか  人生経験の違いなのかは わからないが、 正直な著者の主張には共感を覚える。 随所に垣間見られる著者の文学への想いが 大変微笑ましい、そんな作品だった。

  • クプクプ さん

    書評集というか、本の読み方の本です。大きな欠点がひとつあり、それは書評でネタバレを書いてしまうことで、読む人を選ぶ本だと思います。しかし、タイトルに反して、割と真面目な書評集でした。「三体」や川端康成の「雪国」の読み方には、なるほど、と感心しましたし、カフカや綿矢りさなど、マイナーな本の書評も魅力的でした。また、村上春樹の短編の解説がよく、私も、もっと村上春樹を読まねば、と闘志が湧いてきました。この本を一言で言えば、平野啓一郎の「本の読み方 スロー・リーディングの実践」の現代版という印象を持ちました。

  • はっせー さん

    名作小説にこれからチャレンジしたい人におすすめしたい本になっている!皆さんは読んだふりをした本はありますか?わたしはあります。なぜ読んだふりをしてしまうのか。それはわからない自分がいけないと思ってしまうからかもしれません。この本はそんな読んだふりをしそうな小説の読み方を著者の三宅さんが読み方のコツを教えてくれる本になる!この本を読むと名作小説を読むハードルが下がると思う。

  • けやき さん

    名作小説のブックガイドと小説の楽しみ方について書かれた本。なかなか面白かった。名作の中に読んでみたい本もあった。本編の前にあらすじを読むや翻訳物は翻訳者を変えてみるというのは、どの本かは忘れたが、齋藤孝氏も書いてた気がする。

  • bluemint さん

    著者を最近よく見かけるがビジュアルがどうも苦手で(失礼!)彼女の著作も避けていた。ところが一冊読んだら肩の凝らない内容で、しかも内容もしっかりしている。一気に数冊読んでしまった。小説には読むのに適したタイミングがあり名作や古典だからといって、夫婦の晩年について書かれたものなどは読み手が年齢を重ねてはじめて心底理解できる。細部について妄想を膨らませれば、それは自分だけの小説になる。だから読むことは物語に反射した自分を読むことになる。本の読み方は全く自由。本書の内容をヒントに自分だけの読み方で続けたいと思う。

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三宅香帆

文芸評論家、京都市立芸術大学非常勤講師。1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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