ビブリア古書堂の事件手帖 4 扉子たちと継がれる道 メディアワークス文庫

三上延

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049152982
ISBN 10 : 4049152983
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

戦時中、川端康成ら鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。千冊あったといわれる蔵書も、発見されたのはわずか数冊。では残りはどこへ? 扉子、栞子、智恵子の3人が時代を跨ぎ、ある文豪の古書に纏わる謎に挑む。

【著者紹介】
三上延 : 古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    実在した貸本屋「鎌倉文庫」の貴重な貸出本の喪失の謎を描く。篠川家の母·娘·孫娘、三者三様の推理。昭和·平成·令和の17歳が繋がる構成がお見事です。若かりし智恵子さんと栞子が描かれるのがファンには嬉しいところ。そして、今回も、取り上げられた本、夏目漱石の小説が読みたくなります。

  • ジェンダー さん

    2年振りの新作めっちゃ楽しみにしてた!あっという間に読んでしまった!智恵子さんの過去や智恵子さんいなくなった後の栞子達の話ってあまり出てなかったから新鮮やったし今とあんま変わんないなぁ!扉子と相変わらずやけどわかった真実をどこまで話して良かったんかはどうかはわからんけど最後のやり取りしてると少し関係が修復出来たんかなぁって思う!本は高値つく物あるから値段にしか興味ないと内容に興味ある人それぞれやけど最終的にどうなるかと思ったけど良い形で終わって良かった!

  • KAZOO さん

    このビブリア古書堂も前のシリーズから11作目となるのですね。今回は、「鎌倉文庫」といわれた鎌倉在住の文士たちが供出した本を貸本にしていたその本をめぐるはなしです。千冊はあったといわれているその本が数冊の存在はわかっているものの大半がどこに行ったのかは謎のようです。主人公やその友人、あるいはその父親や祖父がどのようにかかわったのか、三代にわたる話でした。それにしても作者はよく昔の本のことを研究していると思います。

  • buchipanda3 さん

    表紙を飾る三人の女性。彼女らは同世代に見えるが実は…。昭和、平成、令和の三つの時代を通して、漱石の稀覯本が栞子、扉子、そして智恵子を繋ぐ。その三人が活躍した鎌倉文庫の謎を巡る物語を楽しめた。少し変わった形の親子競演。やはり親子だと思える場面もあった。特に栞子と智恵子の瞬時の優れた洞察力。ただ、栞子はじっくりと事実を積み上げ謎を解き、智恵子は即座に解決策を纏め上げる。継承する才能は同じでも活かし方が違う。智恵子と登の掛け合いから少し意外な面が見れたのも印象的だった。次はどんな本の魅力が三人から語られるのか。

  • ベイマックス さん

    智恵子・栞子・扉子、三世代の話しが入り組み面白くさせている。読みたい本が目白押しなのに、漱石も読みたくなってきてしまった。「坊っちゃん」なんかは手軽だけど、「吾輩は猫である」は長いし、そう易々と読み進められる作品たちではないからな。三世代の女性の本に関する記憶力がとっても羨ましい。

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三上延

古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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