天皇はなぜ紙幣に描かれないのか 教科書が教えてくれない日本史の謎30

三上喜孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093886390
ISBN 10 : 4093886393
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

歴史の謎を解くカギは、あらゆるところにひそんでいる!!

目次 : 第1章 歴史の断片から、いにしえ人の暮らしと心をよむ(武田信玄ゆかりの地で発見した「石」の謎/ 江戸時代に書かれた「落書き」は、いったい何を意味するのか/ 江戸時代に詠まれた「無名の歌」の謎 ほか)/ 第2章 時空を越えて、歴史は再生産される(「歴史上の人物」は、尊敬の対象になりうるのか/ 大学図書館で偶然発見した、ひとつの拓本の謎/ 「悪人」物部守屋は、なぜ「正義の人」に生まれ変わったのか ほか)/ 第3章 災害や自然環境の変化が、人びとの意識を変える(過去の自然災害の歴史記録は、何を語りかけているのか1―貞観地震の記録を読む/ 過去の自然災害の歴史記録は、何を語りかけているのか2―出羽国で起こったふたつの地震/ 過去の自然災害の歴史記録は、何を語りかけているのか3―火山噴火と予兆 ほか)

【著者紹介】
三上喜孝 : 1969年東京生まれ。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。山形県立米沢女子短期大学講師、山形大学人文学部准教授を経て、国立歴史民俗博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    サブタイトル「教科書が教えてくれない日本史の謎」に惹かれて、読んでみた。木簡や拓本から読み解く、歴史の発掘。「一部の権力者たちによる物語ではなく、無数のに人々によってつ紡がれてきた」歴史の再発見、を期待して読んだが、いまいち興味が湧かなかった。

  • AICHAN さん

    図書館本。「天皇はなぜ紙幣に描かれないのか」「聖徳太子は本当に万能の政治家だったのか」「手塚治虫はなぜ『火の鳥』で騎馬民族を描いたのか」「戦国武将たちを魅了した遊びの謎」「日本社会の男女観はどのようにつくられたのか」といった謎を教えてくれる本。という売り込みなのだが、それらの問いに十分には答えてくれていない。現存する歴史資料はほとんどが勝者の側のもの。しかし捨てられた木簡などには敗者の歴史が埋もれていることがある。それらから本当の歴史を推理するという本なのは評価できるのだけど。

  • rosetta さん

    ★★★✮☆国立歴史民俗博物館教授のエッセイ。系統立てはなくて、単に思いついたことを少しづつ書いている感じ。タイトルについて言うと、海外では王や女王の肖像を紙幣に描くのは当たり前だが、神道は穢れを嫌うから人々の手を渡る紙幣に天皇を描いて穢れさせてはいけないという配慮から。山形大学の教員だった頃地元の寺社の落書きを調べていて、日本中の寺社に(秋田から宮崎まで)同じ落書きがあることを見出す。まるでTwitterのバズリのように一時期大流行したらしい。時々考察が丁寧だけど、基本的に肩の凝らない軽い読み物。

  • HMax さん

    タイトルに騙された感あり。戦国武将や古代の偉人ではない、小さいけど大事なことを研究した著者が解説する、ちょっとした小ネタっぽい話しを中心にした歴史の楽しさを味わう本。「書きおくも かたみとなれや 筆のあと 我はいづくの 土となるらむ」400年以上前にはやった古跡名刹めぐりの落書きの話しが一番心に残った。他:日本で2番目に古い石碑681年が群馬県にあるというのが驚き。上野三碑。

  • assam2005 さん

    タイトルとサブタイトルが逆のような気がします。「天皇が紙幣に描かれない理由」をまるごと一冊で述べるのではなく、教科書には載っていないのに語られる歴史の数々の謎について述べられた一冊。聖徳太子は万能の政治家だったか、「源義経=チンギス・ハン」説の誕生と拡大した理由、過去の自然災害(平安時代の東北大地震)から学べること等。タイトルの謎についての理由についても、ああなるほど、と思えるもの。歴史の中で天皇がどう扱われていたのかを理解していればわかることなのに、即答できずについ読んでしまいました。

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