パーマネント神喜劇 新潮文庫

万城目学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101206622
ISBN 10 : 4101206627
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
288p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 五右衛門 さん

    読了。流石ですね。表題作が良かったです。ってそこへ繫ぐ為の流れが良かったです。(沈黙)…怖かった。このまま神様が…けれどこの神様の師匠もそうだった様に人を守ってくだされましたね。また、倒壊した本殿を悲しそうに見ていたもう一人の主人公も神様、彼の描写もじんわりきました。そうなんです。この作家さんはこの様な描写が実にしんみりじんわりきます。お茶らけだと油断していると泣かされそうでした。今後も神社参拝時は彼らを思い出して。いつもありがとうございます。と念じたいと思いました。

  • いこ さん

    表紙の向かって左の小太りが主役の「縁結び」の神さま。右のサラリーマン風のが、主役の神さまを取材して本を出したいという下っ端の神さま。「神さま本」と言っても、堅く考えたり、身構えて読む必要は全くない。そこは万城目さんだから、神さまもユニーク。ストックしていた言霊(ことだま)を盗まれて悪用寸前まで行っちゃったり、知らない間に「上級神さま昇任試験」を受けさせられちゃったり…。でも、そうやってクスリと笑わせておいて、最後にちょっとホロリとさせちゃう辺りはさすが万城目さん。こんな神さまに会いたいと思わされる一冊。

  • エドワード さん

    私はカトリックの高校出身で、モーゼの十戎のひとつを「偶像を拝んではならない。神は人間の姿をしていない。」と説明された記憶がある。「ほなら教室にあるキリスト像は何やねん」と悪友が問うと、神父は「思い出すためです」とケロリと答えた。なんかヘリクツやなと今でも思っている。教会は彫刻だらけやん。神様はしゃべるでしょう。あれは擬人化ですよね。日本では八百万の神といって、神様の社会があって、上下関係や昇格や人事異動や愚痴等がある方がわかりやすいし親しみがわく、というお話です。トシ&シュンがホロリと良かったです。

  • ちーたん さん

    ★★★★☆【神社にお参りレビュー】パンパン👏(どうかコロナ禍が終息し、世界平和が訪れますように。)私🐶は神社でこうお祈りした。━━「あの子、ここ縁結び神社だってわかってないな〜。私は縁結び一筋千年の神だってんの!色んな神いる事すりゃ知らんのかい。しかも5円でその願い虫良すぎ〜」「え?今の部分、本に書くの?ダメダメ!ノルマにしないのかって?うーん…昇進にも影響あるの?」「時間よ止まるべし。時間よ止まるべし。はい、言霊できました」(了)◆神様の痛快お仕事小説!神社にお参りに行きたくなる!願いよどうか届け✨

  • 速読おやじ さん

    神様系のコメディ小説といえば、ガネーシャを思い出すが、ややキャラが被っているか(笑) それでも、色々な伏線を仕掛けつつ、ちょっとしたサプライズを用意してあるあたりはもはやキングオブコントでやって欲しいネタである。万城目学、全部読破したい!

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人物・団体紹介

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万城目学

1976年、大阪府生まれ。2006年、ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。2024年『八月の御所グラウンド』で直木賞を受賞

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