うつから帰って参りました 文春文庫

一色伸幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773182
ISBN 10 : 416777318X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,252p

商品説明

人気脚本家の壮絶爆笑、感涙必至のうつ病生還記
仕事のプレッシャーから薬中毒患者となり、鬱病と診断された筆者が快癒していくさまをユーモラスな筆致で描く鬱病闘病記の決定版

内容詳細

「彼女が水着にきがえたら」「病院へ行こう」等の脚本で有名な著者は律儀なるが故に精神的に追いつめられて薬物中毒になる。が、様々な奇行の果てに辿りついた精神科医に「うつ病」と診断されたことで心が軽くなり、周囲に温かく見守られていく中で…。発症から克服までを軽妙なタッチで描く、笑いと感涙のうつ病体験記。

目次 : プロローグ ドラゴンレディ―潜降/ 第1章 ハイ!/ 第2章 安曇祐子という女/ 第3章 悪いジャンキー/ 第4章 良いジャンキー/ 第5章 石井ゆかりという女/ エピローグ ドラゴンレディ―浮上

【著者紹介】
一色伸幸 : 昭和35(1960)年、東京生まれ。青山学院大学中退後、57年に火曜サスペンス劇場で脚本家デビュー。アニメ、テレビドラマで活躍後、映画「彼女が水着にきがえたら」「波の数だけ抱きしめて」などホイチョイ・プロダクション製作映画の脚本を手掛け、「病院へ行こう」と「僕らはみんな生きている」で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マサキ@灯れ松明の火 さん

    「うつから帰って参りました」…一色先生…「うつは心のがん」という言葉には共感出来ますが…先生…「うつ」以前に「完璧な薬物中毒患者」ではありませんか!?「薬物中毒」が酷くなった結果の「うつ」なのでは……「うつ」=「薬物中毒」ではないのですが……

  • はやしやもり さん

    水道橋博士が動画でおすすめしていたのでなんの気無しに読んでみたけど、とても面白かった。バブルの少し前から第一線で脚本家としての仕事をしてきた人の半生の話。著者さんの名前は意識しなくても、「僕らはみんな生きている」や、「七人のオタク」など、ずっとその創作物を通って育ってきた。映画版はもちろんのこと、「僕らは」に関しては山本直樹さんの漫画もすごく好きだったので、一色さんが原作と知って驚いた。読んでよかった。

  • うたまる さん

    タイトルは「うつ」だが、中身はそれよりも「薬物中毒」と「脚本家としての業績」が中心。文中、自身の作品からの引用が多いが、私は有名どころを含め一つも観ていない。それは著者の一連の作品がみな薄っぺらく安っぽいから。行ったことのある海外の地名を無駄に数え上げ、パリの良さを通ぶって語るところなんかは、まさにバブル親父。そういう感性が嫌いなので避けてきたのだ。うつとスキルスを経て死に向き合ってからは、少し深みのある話になってくる。それまでは軽いトークと笑えないジョークに我慢我慢。

  • yori さん

    ★★★★☆ 人気脚本家なだけあって、繊細な感覚と表現に引き込まれました。映画やドラマのセリフの中に著者の思いが込められているのを知りました。確かに改めて読むと何か心に残る感じがあります。ひどい薬物(合法)中毒状態だった期間が長く、読んでるこちらも本当に回復するのだろうか、、、と思ったけど、うつは治る、んですね。

  • 鈴木誠二 さん

    ずっと読むかどうか迷っていた作品。「うつ」状態の描写や心理的葛藤などは、脚本作品が大好きだったこちらの心に刺さってきますね。語り口がとても上手いだけに「うつで苦しんでいる君たちも頑張れよ」とも読めてしまうところが、20年近くうつと付き合い続けている自分には、ちょっと辛くて苦いが良本であったことは確か。

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人物・団体紹介

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一色伸幸

1960年、東京都生まれ。脚本家。数々の人気映画、ドラマなどの脚本を手がける。映画「病院へ行こう」「僕らはみんな生きている」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。NHK特集ドラマ「ラジオ」で2013年に文化庁芸術祭大賞、第16回菊島隆三賞を受賞、2014年に国際エミー賞にノミネート(本データはこの書籍

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