オークションの女神 双葉文庫

一色さゆり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575528336
ISBN 10 : 4575528331
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

東京の中堅オークション会社で働く小洗凜太郎はまだ勉強中の若手だ。会社で一番の「シゴデキ」先輩、冬城美紅とペアを組むことになり、緊張で胃が痛む日が始まった――社運を賭けたオークションの開催直前、「爆破予告」が突如舞い込んできた。誰が何のために!? 当日会場に集まった顔ぶれは‥‥どうしてもウォーホル作品を落札したいご令嬢、借金で妻と冷戦状態のサラリーマンコレクター、経営のため、禁じ手を使おうとするギャラリーオーナーなど。開幕、さあ、それぞれの思惑はどうなる!? 話題作『音のない理髪店』著者の真骨頂!

【著者紹介】
一色さゆり : 1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、2015年に第14回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、翌年に受賞作『神の値段』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ikutan さん

    美術品の競売を専門とする東京オークション社。「出品をめぐっては、どこで恨みを買っているかも分からない。」外見も仕事ぶりも完璧な上司・冬城美紅の言葉に、入社3年目、アシスタントで半人前の小洗凛太郎は驚く。そんなオークションを前に「中止しなければ会場を爆破する」という脅迫文が届く。オークションなんて、全く縁のない世界だけれど、そこには、欲望と嘘とエゴが渦巻く人間模様が。アーティスト、ギャラリスト、コレクター。大金を前に交錯するそれぞれの思惑と脅迫の真相。意外な展開に目が離せず。いやぁ、華やかで怖ろしい世界だ。

  • 坂城 弥生 さん

    オークションの裏で複雑な思惑が交錯していた。

  • よっち さん

    東京の中堅オークション会社で働く小洗凜太郎が、仕事も外見もエレガントな上司・冬城美紅と社運を賭けたオークションの開催に挑むアートサスペンス。ウォホールやピカソの作品を集結させたオークション開催直前に突如舞い込んだ爆破予告。一体誰が何のためにしたのか、どうしてもウォーホル作品を落札したいご令嬢、借金で妻と冷戦状態のサラリーマンコレクター、経営のため禁じ手を使おうとするギャラリーオーナーと、様々な思惑と人生の縮図が描かれていて、ちょっかいをかけてくるライバル会社も絡めた構図とその結末はなかなか面白かったです。

  • kanki さん

    3Dを機にオークションへDeath,Devorce,Debt。美に寄り添う心はあるのか。子どもは親を選べない。ポロックもダメな夫だった。アート周辺に渦巻く欲望、金。面白かった

  • 薦渕雅春 さん

    前回読んだ著者の作品はテーマ、趣が異なったものだったが本著は著者の得意とするところのアートがテーマとなっている。5つの章、第一章「ウォーホルの死」から「ポロックの妻」「ダリの葡萄」「ピカソの壺」そして第五章「オークションの女神」主人公は東京オークションに勤める冬城美紅。彼女が「オークションの女神」なのか!色々なアートに光を当てながらもそれにまつわる登場人物を上手く描いていると感じた。ピカソの壺が贋作ではないかと疑われ、それを作った作者が「すべての創造は破壊からはじまる!」と壺を床に叩きつけるシーンは圧巻!

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一色さゆり

1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2015年に第十四回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、16年に受賞作『神の値段』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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