大人の時間はなぜ短いのか 集英社新書

一川誠 / 池上彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087204605
ISBN 10 : 408720460X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
一川誠 ,  
追加情報
:
18cm,206p

内容詳細

大人になると、子どもの頃より、なぜ1日や1年が短く感じられるのか。時間をめぐる身近な不思議を、わかりやすく解説。忙しい現代社会の中で、時間とうまく付き合う方法も伝授する。

【著者紹介】
一川誠 : 1965年宮崎県生まれ。大阪府で育つ。千葉大学文学部行動科学科准教授。大阪市立大学文学研究科後期課程修了。博士(文学)。専門は実験心理学。実験的手法を用いて、人間の知覚認知過程や感性の特性についての研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • inami さん

    ◉読書 ★3.5 「時間とは一体何だろう?」と素朴な疑問を持っているのだが、以前読んだ本に「感じられる時間の長さは、年齢と反比例的な関係にある【ジャネーの法則】」と書かれていて、なるほどそうなのかと思っていたのだが、本書ではジャネーの法則は、一見もっともらしく思えるが、しかし、同じ年齢でも人によって、年齢による時間の感じ方の変化は異なり、年齢は感じられる時間の長さを決定する唯一の要因ではないという。それもそうだと(笑)。本書ではとくに認知科学的な観点からの時間研究を取り上げていて興味深く読ませてもらった。

  • 月讀命 さん

    小学校の時1日が長く感じた。朝学校に行って、6時間授業を受けて、放課後は野球をして、自宅に帰ってテレビを見て、学習塾に行く日もあった。なんでこんなに多くの事が出来たのだろう。今はパソコンを立ち上げて作業をするとあっという間に1時間が経過している。時間を無駄に使っている感覚は以前から持っている。年齢を重ねるとなぜ時の経過が早いのか? 楽しい時間はあっという間に過ぎる、退屈な会議は長く感じられる。セシウムナニガシが・・・を1秒と定義しているらしいが、心理的、あるいは物理的な時間の差異は理解できない。

  • 佐島楓 さん

    題名だけ見て買ったら、私の求めている解答と異なる内容だった。実験心理学など科学的な話がメインで、哲学的な命題にはほんの少ししか触れていなかったな、と。方向性の面でちょっと残念だった。

  • Kei さん

    視覚情報の内、動きと色では動きの方が処理が遅い。プルフリッヒ効果(102頁)。最初に時間の定義をし、次に錯視を用いて認識能力は誤解があり、正確でないことを示す。次に生理学的見地から、人間の神経伝達速度の差や対象の性質による処理速度・能力の差を用い、時間認識の器官が曖昧であることを説明。そして、主題への解として、大人と子供では刺激の量、時間を区切るイベントの数の違いからとしている。そして、人間の時間は産業発展につれ時間が厳密化・高速化・均質化しており、各人の時間の使い方を合うよう見直すことを提唱している。

  • メタボン さん

    ☆ 期待して読んだわりには興味がわかなかった。文章がすんなりと入ってこなかったのは、特に前半、私の苦手な「理系用語」が多かったからか。時間感覚は環境・体調によって変わるというのは「感覚的」には理解できているが、それが何故かということは結局腑に落ちなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品