司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像 集英社新書

一坂太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207057
ISBN 10 : 4087207056
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
254p;18

内容詳細

国民的作家として読み継がれている司馬遼太郎。そのあまりの偉大さゆえに、司馬が書いた小説を史実であるかのように受け取る人も少なくない。
しかし、ある程度の史実を踏まえているとはいえ、小説には当然ながら大胆な虚構も含まれている。司馬の作品は、どこまでが史実であり、何が創作なのか?
吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作が活躍する司馬遼太郎の名作をひもときながら、幕末・維新史の真相に迫る。

【著者紹介】
一坂太郎 : 1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大正大学文学部史学科卒業。萩博物館特別学芸員・山口福祉文化大学特任教授・防府天満宮歴史館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    司馬遼太郎の作品論のような感じであまりそこに登場してこなかった人物などにスポットライトを当あてているような気がしました。司馬遼太郎の作品はやはり小説なので作者の思い入れなどもあります。それはそれでいいとは思いますが、それが事実であったということで間違ってしまうこともあります。この著書はそのような見方を軌道修正してくれる感じがしました。

  • 令和1年6月16日(日)の寺 さん

    現在の漫画やゲームに至る迄、幕末人物のキャラクターは司馬遼太郎の掌の上である。これは司馬小説を売っていない集英社ならではの好企画。著者は幕末長州が専門である為、長州部分が多いのは否めないが、地元や史料で確認した英雄伝説の実際が面白い。まるでスターの暴露記事を思わせる。松陰は幼児性が強過ぎると思う。高杉の伝説は嘘が多く実像が伝わっていないのだと痛感。新政府綱領八策の前文は貴重。中岡との共作なのか。

  • レアル さん

    司馬遼太郎氏の小説について、小説とは分かっていても(もしくは分からずに)この物語が史実と勘違いして読んでいる人たちが多い!とし、その物語のどの部分が史実であり、またそうでないのかをこの本は書いている。松陰、竜馬、晋作と幕末の人物を特化し、そして小説は『竜馬がゆく』『世に棲む日日』との物語の差異を描いているので、この2つの小説を読んでいない人については、この本を読んでも面白くないかもしれない。小説と史実との違い、まさにタイトル通り『司馬遼太郎の描かなかった幕末』を楽しめる。なかなか面白い本だった。

  • キムチ27 さん

    司馬ファンは読まないほうが賢明。この手の本、続いて読んだが実に面白い。振り返ってみれば史実云々といわれるようになったのは1990年過ぎた頃からかな。若いころ、司馬、村上モノを持っているのが先端アカデミズム風と言われていただけに、圧倒的人気があったことは誰しも知る通り。今の時代、彼が生きていたら、それなりに書いただろうとは思うけど。ただ、こう言った史実検証は評価したい・・事実は事実、読み物はその虚々実々を知ってこそ自分なりに解釈できるいう事を。でも個人的に言えば歴史に耽溺したきっかけを作ってくれたのは確か。

  • じゅん兄 さん

    例えば、舟橋聖一「花の生涯」山本周五郎「樅ノ木は残った」なども独自の解釈で魅力ある作品になっている。ただ司馬遼太郎は「司馬史観」などと批評されるくらい影響力が大きいゆえに誤解が生まれる。所詮フィクションなのだから史実との矛盾があってもいいし、ありもしない資料が出てくるのも「竜馬が行く」の「寝待ノ藤兵衛」と一緒で、創作だと知ればそれはそれで面白い。読後、司馬遼太郎は歴史を上手く料理し、読み応えのあるフィクションにしていると改めて思った。史実を知りたければ歴史書を読み、感動したければ司馬を読めば良いと思う。

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一坂太郎

昭和41年(1966)兵庫県芦屋市に生まれる。大正大学文学部史学科卒業。現在、萩博物館特別学芸員・防府天満宮歴史館顧問などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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