フルトヴェングラーかカラヤンか

ヴェルナー・テーリヒ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784276217195
ISBN 10 : 4276217199
フォーマット
出版社
発行年月
1988年12月
日本
追加情報
:
230p;20X14

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ベルリンフィルの打楽器奏者として、両巨匠...

投稿日:2021/04/20 (火)

ベルリンフィルの打楽器奏者として、両巨匠と共に長年演奏した著者による徹底したフルトヴェングラー賛美の反カラヤン本。読み物としては面白い。しかし、著者がカラヤン時代には、レコード録音時に常に第1打楽器奏者として起用して貰えなかった事実に留意することが必要だろう。

トロ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Sumioh Watanabe さん

     フルトヴェングラーの偉大さや功績を否定するものではないが、今、録音で聴くことのできる演奏は状態が悪く、音楽に浸るとより「こんな音だったんだろうか?」と想像することに労力を費やする。  逆にカラヤンは同時代の録音でも、素晴らしい音で残っている。これは、彼に録音技術に合わせて「音響」をコントロールする能力が備わっていたからだ。 いわばフルトヴェングラーは「ドイツ観念論の人」であり、カラヤンは「ノイエ・ザハリヒ・カイト(新即物主義)」の人なので、そこがわからないとこの両者を正当に評価はできないだろう。

  • tsuyok さん

    カラヤンとフルトヴェングラーのイメージを逆にしてくれる本。ただ、証言の本も出てるので、それも必読。

  • H. Yuko さん

    東京に「フルトヴェングラー研究会管弦楽団」と言うアマオケがあり、そこでこの本の著者でもあり、ベルリンフィル首席打楽器奏者を35年間も勤めたテーリヒェン作曲「あと四十日」と言う曲に参加させて頂いたのが、この本を読むきっかけとなりました。 カラヤン時代に学生オケでバリバリ吹いていた人達と、アバド時代以降からオケを学び始めた人達では明らかに演奏スタイルが違うのがずっと謎だったので、この本を読んで納得出来た気がしました。 何故、アバド氏が選ばれたのか、音楽を学ぶ上で読んでおきたい貴重な一冊だと思います。

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