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Un Ballo in Maschera : Mitropoulos / MET Opera, Milanov, R.Peters, M.Anderson, Peerce, Merrill, etc (1955 Monaural)(2CD)

Verdi (1813-1901)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88697910022
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

メトロポリタン・オペラ・ライヴCD
ヴェルディ:『仮面舞踏会』全曲(1955年)
ミラノフ、ピアース、アンダーソン、ミトロプーロス指揮


メト史上でも名高い公演がこの1955年の『仮面舞踏会』です。円熟期にあったメトのプリマ、ジンカ・ミラノフ、前年のトスカニーニ指揮NBC響の演奏会でも同じ役を歌っていたジャン・ピアースとロバート・メリルなど、1950年代のメトならではの充実したキャストを誇るだけでなく、ウルリカ役にマリアン・アンダーソンを迎えた点がポイント。黒人としてメトに初めて出演したオペラ歌手となったアンダーソンの個性的な歌唱は占い師ウルリカの存在感を際立たせています。
 前シーズンに『サロメ』でデビューし、この時期のメトの最も重要な指揮者となったギリシアの名匠、ディミトリ・ミトロプーロスの緊張感溢れる指揮ぶりも見事です。(SONY)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』全曲

 ジンカ・ミラノフ(アメリア)
 ジャン・ピアース(リッカルド)
 ロバート・メリル(レナート)
 マリアン・アンダーソン(ウルリカ)
 ロバータ・ピーターズ(オスカル)
 ジョルジョ・トッツィ(サム)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)

 録音時期:1955年12月10日
 録音場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)


【メトロポリタン・オペラ・ライヴCD】
メトロポリタン歌劇場が土曜日の午後のマチネ公演をラジオで生放送し始めたのは1931年のこと。それ以来、METライブビューイングやインターネット・ラジオでの中継が行なわれている現在でも、シーズン中に行なわれる毎週土曜日のラジオ中継はアメリカの風物詩として定着しています。このソニー・クラシカルとメトロポリタン歌劇場とのプロジェクトでは、1940年代から1970年代にかけての歴史的な上演のライヴ録音が全部で20タイトルリリースされる予定です。
 当時のレコード会社によるオペラ全曲盤では実現することが出来なかった、メトロポリタン歌劇場が誇るオールスター・キャストを擁したこれらの録音の多くは、昔からオペラ・ファンの間では有名な存在で、LP〜CD時代を通じて海賊盤として流通してきたものも含まれています。しかし今回の発売に当たっては、メトロポリタン歌劇場やその他のアーカイヴに保管されている正規オリジナル・マスターを初めて使用し、丁寧な修復や調整を経てリマスターされ、さらに出演アーティストの承諾を得たうえで、最上の状態で歴史的な名演の感動がよみがえります。
 復刻およびリマスターを担当するのは、元ソニー・クラシカルのプロデューサーでもあった、グレース・ロウです。(SONY)

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ここでのミトロプーロスは、モーツアルトと...

投稿日:2013/01/08 (火)

ここでのミトロプーロスは、モーツアルトと違い緩急自在の指揮で、悲劇を煽り盛り上げる。後半、結末に向かい一気に緊張を高めるところは面目躍如だ。出演者も見事なまでの適材適所だ。この舞台は、黒人歌手としては初めてアンダーソンがMETの舞台を踏んだ日だったはずだ。主役2人の逢引の二重唱をはじめ、若々しいピータースのオスカル、主君と妻の裏切りに憤激し復讐を誓う場面でのメリルの絶唱など、これぞイタオペというべき熱さだ。いま大枚をはたいて海外や来日公演を見に行ってもこれほど凄まじい公演には出会うことはあるまい。この公演が全米中継されて大評判を呼び、後日一部キャストを入れ替えて、抜粋盤のLPが録音されたほどだが、どうせなら全曲録音にできなかったのだろうか。

eroicka さん | 不明 | 不明

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