ヴィクトル・バタジオン

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「悪」が変えた世界史 下 ランドリューから毛沢東、ビン・ラーディンまで

ヴィクトル・バタジオン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562058525
ISBN 10 : 4562058528
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

それぞれの分野のスペシャリストである歴史研究者やジャーナリストが、ある種の悪のイメージの象徴となった歴史的人物たちに向きあい、決して単純ではない彼らの輪郭を描いた。人間が過去にいだいた、そして未来にいだくであろう恐怖を映しだす、まがまがしくも抗しがたい魅力を放つ20枚の肖像画である。

目次 : 11 ランドリュー ガンベの青ひげ(一八六九‐一九二二)/ 12 ラファエル・レオニダス・トルヒーヨ 熱帯の山羊(一八九一‐一九六一)/ 13 毛沢東 共産主義の食人鬼(一八九三‐一九七六)/ 14 ニコライ・エジョフ スターリンの「血まみれの小男」(一八九五‐一九四〇)/ 15 ラインハルト・ハイドリヒ 狼の目をしたナチ党員(一九〇四‐一九四二)/ 16 イディ・アミン・ダダ ウガンダの殺戮者(一九二三頃‐二〇〇三)/ 17 ポル・ポト 知られざる虐殺首謀者(一九二五‐一九九八)/ 18 チャールズ・マンソン 悪魔と化したヒッピー(一九三四‐二〇一七)/ 19 サッダーム・フセイン 現代のネブカドネザル(一九三七‐二〇〇六)/ 20 ビン・ラーディン 絶対悪の技師(一九五七‐二〇一一)

【著者紹介】
ヴィクトル・バタジオン : ソルボンヌ大学で学んだ知識をもとに、幅広いメディアで活躍するジャーナリスト。歴史専門誌「イストリア」副編集長。2019年、ジュール・ミシュレ賞を受賞

神田順子 : フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業

松尾真奈美 : 大阪大学文学部文学科仏文学専攻卒業。神戸女学院大学大学院文学研究科英文学専攻(通訳翻訳コース)修了。翻訳家

田辺希久子 : 青山学院大学大学院国際政治経済研究科修了。翻訳家

清水珠代 : 上智大学文学部フランス文学科卒業。訳書多数

松永りえ : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書多数

村上尚子 : 東京大学教養学部教養学科フランス分科卒。フランス語翻訳家

濱田英作 : 早稲田大学大学院文学研究科東洋史専攻博士課程単位修得。国士舘大学21世紀アジア学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 白人に対してと非白人に対してとで、だいぶ態度が違う欧米の方による悪が変えた世界史。ヒトラーじゃなくてハイドリヒが載ってるあたり、選考基準がよくわからぬ。ポルポト毛沢東ダダビンラディンフセインにランドリュー、チャールズマンソン。基準がよくわからぬ。しかしポルポトはホントよくわからない。

  • uniemo

    図書館で昨年最後に下巻だけ新着本棚にあって借りた本。どれもおおまかな生涯を知っているような悪で有名な人物。沢山の事実をまとめようとしたせいか少し読みにくい章もありました。チャールズ・マンソンは知らない人物でしたがこれを読んで一昨年みたタランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のよくわからなかった部分が理解できました。

  • スターライト

    下巻に入るとリアルタイムで報道があったので、記憶がよみがえる。とはいえ、毛沢東の文革はおぼろげ。アミン、ポル・ポト、チャールズ・マンソン、フセイン、ビン・ラーディン…。いずれ劣らぬ残虐非道な人物で、それぞれが「理想」とした国家や共同体の建設を試みたことが共通する。しかしその手段は殺人・謀略・粛清・処刑・拷問といった非人間的な方法で、普通の人間ならとてもできない行為だが、それがわからないぐらい狂気に陥ったのだろう。残念ながら人類から暴力が当分消えそうにないので、今後もこうした人物は出てくるのだろう。

  • 桔梗屋

    上巻読んじゃったからって、惰性で下巻も読んじゃダメだな、とつくづく思った。人生の残り時間もあまり無いのに…どこがダメと言って、欧米的な価値観に偏り過ぎてて、キリスト教的な一神教における「悪」でしかない点かなあ。毛沢東やポル・ポト、フセインやビン・ラーディンと比較して、ハイドリヒやチャールズ・マンソンっていう人選は、選定方法に明らかな偏向があろう。「歴史を変えた」レベルになってないってのが、上下巻通しての感想。個々の列伝の出来も、クオリティが低くて眩暈がする…久々にハズレ引いて感情的になってる自覚はあるが。

  • アーク

    悪という力が人間に及ぼした数々の所業を紐解いていく本書、登場人物のほとんどは知っていたけれどその詳細を知る毎に慄然とした。そして彼(女)らをそこまで悪の道に駆り立てた衝動とは何だったんだろう、と思いを巡らせた。人間としての良心があれば記憶に新しいポル・ポトやウサマ・ビンラディンのような大量虐殺を企てるなんてことは考えないだろうし、永遠に出ないその答えはどこにあるんだろう。

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