ヴィクトル・バタジオン

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「悪」が変えた世界史 上 カリグラからイヴァン雷帝、ヴォワザン夫人まで

ヴィクトル・バタジオン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562058518
ISBN 10 : 456205851X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネロ、ジル・ド・レ、アレクサンデル6世…血に飢えた皇帝、捕食動物のように残忍な王妃、邪悪な専制君主、凶悪な犯罪者など、20名をとりあげている。古代から現代にいたるまでの陣容であり、全員が身の毛もよだつ恐怖の権化そのものである。

目次 : 1 カリグラ 狂気のローマ皇帝(一二‐四一)/ 2 ネロ 華麗なる道化(三七‐六八)/ 3 フレデグンド 神と人間の敵(五五〇頃‐五九七)/ 4 エッツェリーノ三世・ダ・ロマーノ 凶暴な武人(一一九四‐一二五九)/ 5 ジル・ド・レ 子どもの血に飢えた元帥(一四〇五頃‐一四四〇)/ 6 ヴラド三世 串刺し公(一四三〇頃‐一四七六)/ 7 ボルジア家のアレクサンデル六世 不品行をきわめた教皇(一四三一‐一五〇三)/ 8 イヴァン雷帝 鉄のツァーリ(一五三〇‐一五八四)/ 9 バートリ・エルジェーベト カルパティア山脈のエステ狂(一五六〇‐一六一四)/ 10 ヴォワザン夫人 信心深い毒殺者(一六三七頃‐一六八〇)

【著者紹介】
ヴィクトル・バタジオン : ソルボンヌ大学で学んだ知識をもとに、幅広いメディアで活躍するジャーナリスト。歴史専門誌「イストリア」副編集長。2019年、ジュール・ミシュレ賞を受賞

神田順子 : フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業

田辺希久子 : 青山学院大学大学院国際政治経済研究科修了。翻訳家

松永りえ : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 世界史を変えるほどの悪ではない方がほとんど。もちろん自分がされたら呪い殺すようなことばっかりしてる人しかいないけれども。ジルドレヴラドイヴァン雷帝エリザベートバートリとおなじみの面々なので、そんなに目新しさはない。メロヴィング朝の王妃フレグデントは知らない人だったので面白かった。盛られてるとは思うけど、薬子みたいな感じだったのかな。

  • スターライト

    怒り、妬み、憎しみ、嫉妬、復讐心…。人の心に潜むこうした感情が人を支配されたとき、人は「人」から「悪魔」に変わる。歴史上に現れた悪逆非道な人物を、その生い立ちからいかにして「悪」へと転落していったかを豊富なエピソードで綴る。上巻ではローマ皇帝カリグラ、ネロから始まって子どもへの虐待に喜びを見出したジル・ド・レ、ストーカー『ドラキュラ』のモデルとされるヴラド三世など10人を取り上げる。生まれ育った環境もあるが、権力に取りつかれたとき、他人はもとより親や家族も亡き者にしてしまう様子は正視に耐えない。

  • 桔梗屋

    うーん…色々言ってやりたいことがあるんですけどね。言うて「悪」の規模が全般的にちっさ、って印象を受けるんですわ。「世界史を変える」レベルの「悪」にはなってないよね、ジル・ド・レもバートリ・エルジューベトも。「悪」と言うより「邪」くらいのレベル。あと、西洋に偏り過ぎかな、と。東洋に目を向けると、カリグラやネロより前から、存分にやらかしてるから。何と言うか、選定基準がどうも「残虐行為」に寄っていて、そうだねえ。ゴシップ週刊誌的と言うか…この程度の「小物」に、世界史が変えられるもんか、と。我らが信長公も出して。

  • 遊未

    有名な人物が網羅されています。ページ数の問題もあるし、例えばネロにセネカの最後は出てこないとか不審な点もあるので、興味本位でさらっと読む物語かと思いました。

  • たかむら

    意外と有名なところから、知る人ぞ知るといったところまでを取り上げていて参考になる。人はどこまで残酷になれるのか、何がそうさせるのか、など興味はつきない。 惜しいのは、それぞれに割かれているページ数が少なく、起きたことを表面的になぞっているような感じがある。あまり取り上げられることのない人たちの話なので、もう少し詳しく知りたいと思う(ないわけではないと思うが、調べるための労力が…)。 最近、このように一つの視点から歴史上の人物を取り上げる本が増えてきている気がする。色々な視点から歴史を知る良い機会だと思う。

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