基本情報
内容詳細
イマジズムの詩のような「青と緑」、姪のために書かれたファンタジー「乳母ラグトンのカーテン」、園を行き交う人たちの意識の流れを描いた「キュー植物園」、レズビアニズムを感じさせる「外から見たある女子学寮」など。短篇は一つ一つが小さな絵のよう。言葉によって、時間や意識や目の前に現れる事象を点描していく。21世紀になってますます評価が高まるウルフ短篇小説の珠玉のコレクション。
【著者紹介】
ヴァージニア・ウルフ : 1882年‐1941年。イギリスのロンドンに生まれる。父レズリーは高名な批評家で、子ども時代から文化的な環境のもとで育つ。兄や兄の友人たちを含む「ブルームズベリー・グループ」と呼ばれる文化集団の一員として青春を過ごし、グループのひとり、レナード・ウルフと結婚。30代なかばで作家デビューし、レナードと出版社「ホガース・プレス」を立ち上げ、「意識の流れ」の手法を使った作品を次々と発表していく。代表作に『ダロウェイ夫人』『灯台へ』『波』などがある
西崎憲 : 1955年生まれ。翻訳家、作家。電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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帽子を編みます さん
読了日:2022/04/06
R さん
読了日:2022/11/10
燃えつきた棒 さん
読了日:2022/11/19
gorgeanalogue さん
読了日:2022/10/21
かりさ さん
読了日:2022/02/03
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人物・団体紹介
ヴァージニア・ウルフ
1882‐1941。ロンドン生まれ。文芸評論家のレズリー・スティーヴンの娘として書物に囲まれて育つ。1904年より、知人の紹介で書評やエッセイを新聞などに寄稿。父の死をきっかけに、姉・兄・弟とロンドンのブルームズベリ地区に移り住み、後にブルームズベリ・グループと呼ばれる交友サークルを結成。1912年
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