ワシーリイ・アフチェンコ

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右ハンドル 群像社ライブラリー

ワシーリイ・アフチェンコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903619880
ISBN 10 : 4903619885
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
河尾基 ,  
追加情報
:
331p;17

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読書メーターレビュー

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  • ヘラジカ さん

    海を渡った日本の中古車が異国の地で育んだ文化と、作者自身の思い出を熱心かつノスタルジックに語ったドキュメンタリー小説。ウラジオストックにとって日本車流入は、日本人の想像を絶するほど重要で歴史的な出来事だったらしい。作者は、機能・デザインはもちろんのこと、欧米風でありながら「退屈で理性的な欧州など話にもならない」とまで言うほど詩的な車名まで、うっとりとした表情が垣間見えるくらい日本車を熱く語っている。車なんて全然興味ないよっていう今風の若者である私ですら惹きこまれてしまう程だ。関心のない分野なのに熱中した。

  • kenitirokikuti さん

    少し前の毎日新聞書評で知ったもの。00年代のロシア極東ウラジオストックでの日本製中古車ブームをノスタルジックに描いた小説。リーマンショックによるルーブルの暴落や自動車の電子化などにより、08年ごろがピークだったらしい。似た話がアフリカでもなかったっけ?(ビィ・フォワード社だ)/日本車の名前はcarにちなんでcで始まるものやrで終わるものが多い、など我々には気づきにくいあれこれがおもしろかった

  • きゅー さん

    1990年代以降、ウラジオストクなどロシア極東では日本の右ハンドルの中古自動車が大量に輸入されていた。そして日本の右ハンドル車は極東における文化的、政治的イコンとまで見なされるようになっていた。著者のワシーリイも若い頃に右ハンドル車に出会い、恋に落ちてしまった者の一人だ。 この本は、右ハンドルに対する著者のごく私的な感情の吐露であると同時に、自動車の技術革新に関するエッセイでもあり、極東における過去20年ほどの政治史・経済史・文化史でもある。

  • ののまる さん

    ウラジオストックは、実は中古日本車の天下だった。日本車に魅了され愛し続けたソ連の人たち。それにしても、著者の自動車愛、日本車愛が炸裂で、車に全く興味の無い私は、ときどき置いてきぼり感w

  • templecity さん

    極東ロシアで大挙押し寄せた中古日本車への愛着を語っている。右ハンドルが事故の原因だと禁止されたこともあるが、実は右ハンドルが原因ではなく、そもそも運転がロシアでは荒いのが原因。日本車の車種や特徴など良く理解していて愛着があることが伝わってくる。

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