ローレン・アイズリー

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星投げびと コスタベルの浜辺から

ローレン・アイズリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784875023609
ISBN 10 : 487502360X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,405p

内容詳細

浜辺に打ち上げられたヒトデを海に投げる男と出会い、慈悲の意味を知る表題作をはじめ、ソロー、エマソンの系譜をつぐアメリカ自然派作家、ローレン・アイズリーの傑作エッセイ集。

【著者紹介】
ローレン・アイズリー : ソロー、エマソンの系譜をつぐナチュラリスト。二〇世紀のアメリカを代表するエッセイスト、詩人として知られる。1907年9月2日、アメリカのネブラスカ州に生まれる。画家で巡業芝居の役者だった父と耳の聞こえぬ母のもと、「ひとりっ子」として貧しい家庭に育つ。青年時代には世界恐慌を体験、アメリカ中を旅しながら職を転々とした。やがて学問の道を志し、ペンシルヴァニア大学教授に着任。同大学の学部長、全米人類学会の次長、そして米国科学促進協会の次長およびその科学史部の議長を務め、理系・文系を問わず多くの賞や名誉学位を受ける

千葉茂樹 : 1959年北海道に生まれる。国際基督教大学卒業。編集者としてR・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』をはじめ七〇数冊の出版に携わったのち、英米作品の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 兎乃 さん

    聖なる遭遇。アニー・ディラード曰く『今世紀、想像的文学の中でエッセイの場をふたたび設け、その象徴的容量を拡大してくれたのは、科学者ローレン・アイズリーであった。』読むのなら 必ず夜の帳が降りてから、永遠とも思える孤独な一人遊び、無常の未来と遥かな太古のオンガク。“僧曰く、如何なるか是れ道中の人。厳曰く、髑髏の裏の眼球 と。”

  • ykshzk(虎猫図案房) さん

    とにかく感受性のアンテナがすごい著者珠玉のエッセイ集。宇宙との繋がりを感じ取る閃きは、本当に小さな瞬間に訪れる。著者はそれを子ギツネとの無心のじゃれ合いに感じ取った。子ギツネの顔を通して宇宙が著者に笑いかける。人間の尊厳のための時間などより大きな時間が星の向こうには流れていると。一度だけ、自分にも奇跡と思えた瞬間があったことを思い出した。波打ち際の水の動きを見ているのが好きで、30分でも1時間でもじっとみてしまう。ある日、寄せては返す小さな波頭のしぶきを見ていて、一瞬で世界を一周したような感覚になった>

  • mawaji さん

    日経夕刊の橋爪大三郎氏のコラム「星を投げる人」を見て手に取りました。読み始めたら内容的にほぼ哲学書ということで難解でしたがダーウィンやフロイトが出てくると人類学者の著作としていきなり読みやすく感じられました。過去の進化の跡を見通すダーウィンの能力と「神が創造したあらゆるものには瑕疵がある」というエマソンの表明の対比が興味深く感じられました。科学技術は進歩したけれどわれわれにかかわることに関してわれわれは確かな知識を持っていないという、自然に対する畏敬の念を持ち続ける謙虚な姿勢が必要なのだろうと思いました。

  • OZAC さん

    偶然図書館で手にした一冊。偶然の出会いに感謝したいくらい本当に素晴らしい著作です。自然科学に造詣の深い著者ならではの視点と哲学的な観点を併せ持つ珠玉のエッセイ集です。

  • ぱせり さん

    聴く気がなければ聞こえない、見る気がなければ見えない、感じる気がなければ感じられない。わたしたちの周りに満ちる声を、姿を、メッセージを、アイズリー博士が教えてくれる。美しい言葉と余韻にとってもよい気持ちになりますが、本当はね、ちゃんと租借できたといえないのです。だから、言葉を心に留めながら、何度も何度も繰り返し、本を開きます。

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ローレン・アイズリー

ソロー、エマソンの系譜をつぐナチュラリスト。二〇世紀のアメリカを代表するエッセイスト、詩人として知られる。1907年9月2日、アメリカのネブラスカ州に生まれる。画家で巡業芝居の役者だった父と耳の聞こえぬ母のもと、「ひとりっ子」として貧しい家庭に育つ。青年時代には世界恐慌を体験、アメリカ中を旅しながら

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