ローレンス・m.クラウス

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物理学者はマルがお好き 牛を球とみなして始める、物理学的発想法 ハヤカワ文庫NF

ローレンス・m.クラウス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150502911
ISBN 10 : 4150502919
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,349p

内容詳細

高速で移動する人の時計が遅れたり、波であり粒子でもある物体が見つかったり、物理学の超絶理論は常識の遙か高みをいく、ファンタスティックな現象の目白押しだ。しかし、それを唱えるに至った物理学者たちの考えは、ジョークの種になるほどシンプルないくつかの原則に導かれている。その一つが「牛を球とみなす」ことだ…天才物理学者が備える物理マインドの秘密を愉しみながら共有できる傑作科学読本。

目次 : 第1部 プロセス(明かりのあるところを探せ/ 数の技法)/ 第2部 進歩(創造的剽窃/ 洞窟の中から見通す秩序)/ 第3部 原理(対称性に始まり、対称性に終わる/ 終わらせるには及ばない)

【著者紹介】
ローレンス・M.クラウス : 1954年生まれ。ケイス・ウエスタン・リザーヴ大学で物理学・天文学を教える理論物理学者。一般市民を対象にした科学教育にも熱心で、ポピュラーサイエンスの著書も多く、先端科学のわかりやすい解説と読者の興味を巧みにそそる筆致には定評がある

青木薫 : 1956年生、京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02 さん

    経営改善の必要な酪農場にコンサルとして招かれたなら、工学者は牛舎の仕切りを細かくして牛を効率よく詰め込むことに、心理学者は牛舎の内側を緑色にして牛の気分を変えることに、物理学者は牛を球と仮定してその運動に注目する、というジョークに著者は物理学的発想を見る。本書は世界をシンプルに捉えるこの学問の発想例を、空気を切り捨てて自由落下を発想したガリレオの例から量子の対称性まで列挙する一方、物理学が数少ない理論を使いまわすシンプルな学問である点をマックスウェルからアインシュタインを経て量子論に至る流れで読者に示す。

  • YJ さん

    まずはじめに、関係ないことは全部切り捨てろ!創造的剽窃。中々難しかった!

  • 人工知能 さん

    原題Fear of physics。非常に面白かった。牛をマルで近似する話、オーダーの計算から素粒子の寿命を概算する話、物理学の従来の理論をとことん使い切るという視点からの相対性理論の話、それにまつわる空間と時間のパラドックス、まがった空間での幾何学、相転移とスケーリング則、ネーターの定理、光子とZ、W粒子の違いをバックグラウンドとの相互作用があるかないかという違いだけで統一できる理論、さらにはQCDとの統一理論や、重力との大統一理論まで、まさに物理学の話が盛りだくさんでしかも本格的なのにわかりやすい。

  • saito さん

    物理学者の頭の中が垣間見える本。物理学的な思考法が少しながら学べた気がする。

  • Satoko さん

    難しかった。 でも、プラトンの、洞窟の中で生きる人物の例えとか、撮影された画像の捉え方とか、余分なことを削ぎ落として考えるとか、おぉ!って思った。

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