基本情報
内容詳細
ヒトはいかにして二足歩行を始め、文明を築き、驚異の発展を遂げたのか?定説では、石・青銅・鉄が重要な役割を担ったとされている。しかし、じつは「木」こそが歴史をつくった最も重要な鍵だと著者は言う。類人猿の樹上の巣から、交易に活用された木舟、多様な建築技術、エネルギー源としての木炭まで、つぶさに語られる木の驚くべき汎用性を通して、今まで見えていなかった新しい歴史の姿が現れる。人類学・建築学・生体力学など幅広い研究をもとに、構造的な特殊性をもつ木と、創意工夫に長けた人類の700万年にわたる関係を、斬新な視点で解き明かす壮大な物語。
目次 : 第1部 木が人類の進化をもたらした―数百万年前〜1万年前(樹上生活の遺産/ 木から下りる ほか)/ 第2部 木を利用して文明を築く―1万年前〜西暦1600年(森を切り拓く/ 金属の融解と製錬 ほか)/ 第3部 産業化時代に変化した木材との関わり―西暦1600年〜現代(薪や木炭にかわるもの/ 一九世紀における木材 ほか)/ 第4部 木の重要性と向き合う(森林破壊の影響/ 木との関係を修復する)
【著者紹介】
ローランド・エノス : 生物学者。イギリス・ハル大学生物科学部の客員教授。植物、生体力学、統計学に関する教科書を執筆するほか、自然史学、考古学、工学、建築などを幅広く研究。イギリスのBBCやアメリカのPBSなどのラジオ科学番組に出演し、木に関する講演も多数行っている
水谷淳 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やいっち さん
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tamami さん
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川越読書旅団 さん
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to boy さん
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人物・団体紹介
ローランド・エノス
生物学者。イギリス・ハル大学生物科学部の客員教授。植物、生体力学、統計学に関する教科書を執筆するほか、自然史学、考古学、工学、建築などを幅広く研究。イギリスのBBCやアメリカのPBSなどのラジオ科学番組に出演し、木に関する講演も多数行っている
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