ローズマリ・サトクリフ

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オデュッセウスの冒険 サトクリフ・オリジナル 5

ローズマリ・サトクリフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562034314
ISBN 10 : 4562034319
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,249p

内容詳細

巨人族キュクロプス、セイレン、王女ナウシカ…。オデュッセウスが10年の放浪で出会った数々の冒険。雄大にして絢爛。「オデュッセイア」が物語の名手サトクリフの語りとアラン・リーの美しいイラストで甦える。

【著者紹介】
ローズマリ・サトクリフ : 1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。1959年、すぐれた児童文学にあたえられるカーネギー賞を受賞し、歴史小説家としての地位を確立した。1975年には大英帝国勲章のOBE、1992年にはCBEが贈られている

アラン・リー : ファンタジー小説の挿絵画家として高い評価を受けている。1978年、ブライアン・フロウドとの共同作品『フェアリー』で挿絵画家として認められた。初めて自分の絵にホログラムを導入したマイル・ペリン作『ミラーストーン』で、1986年度のスマーティーズ・イノヴェイション賞を受賞した。テリー・ジョーンズ監督の映画『エリック・ザ・バイキング』、リドリー・スコット監督の『レジェンド―光と闇の伝説』ではコンセプト・デザインを担当した。『トロイアの黒い船団』ではケイト・グリーナウェイ賞を受賞している

山本史郎 : 1954年、和歌山県に生まれる。1978年、東京大学教養学部教養学科卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はイギリス19世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホームズ さん

    『オデュッセイア』が簡単に読める感じの本。挿絵が良かったかな(笑)あまり特徴があることもなくそれなりに読んで楽しめる程度の作品かな。

  • のれん さん

    オデュッセウスは女たらしなギリシア英雄でも最高の女たらし。カリュプソやナウシカといった、ギリシア神話界屈指の素晴らしい性根の美女たちが、彼の振る舞いと英雄らしさに惚れていく。しかし彼女たちは力を持たず、優しいが故に、ただ彼を思って献身を尽くし、ただ彼の気持ちを汲んで別れを自主的に行う。 最高の女性たちといって過言ではない。  帰る冒険で最も強大なのは怪物でも敵でもなく、ここにいても良いと思える甘い誘惑である。女を泣かせても会いたい女がいる。オデュッセウスの男人気はそこにあるのではないかと思った。

  • 文吾 さん

    ★★★★★/図書館本、下巻。ホメロス作『オデュッセイア』を元にサトクリフ女史が創作した本。この本から読んでも無問題ですが上巻『トロイアの黒い船団』又は『イリアス』既読後の方が内容に入り込めると思う。魔女キルケの章はオデュッセウスがキルケを捨てたとずっと思い込んでたので円満離婚だと知り感慨深い。関係ないけど自分のお気に入りのアキレウスの部分を岩波文庫版で確認したら子供がいたとあって勝手に衝撃を受けた。楽しく読了です。

  • 星落秋風五丈原 さん

    オデュッセウスは、知将ならざるミスを犯す。なんとキュクロプスの目を潰した時に、自分の本名を名乗ってしまう!まあ、ちょっといい気になってたんでしょうな。戦国時代の武将じゃあるまいし。彼は女性によくモテる。恐ろしげな魔女キルケも、彼を5年間島に留めておいたニンフのカリュプソも、そしてアルキノオスの国の王女ナウシカも、彼にメロメロ。故郷に帰ってきたオデュッセウスを彼の飼い犬アルゴスが見抜くというエピソードがいい。犬が好きなサトクリフだからこのエピソードは省かなかったのだろう。求婚者殺戮前の温かなひととき。

  • 本とフルート さん

    オデュッセウスのトロイア陥落後の冒険を描く作品。あくまでもオデュッセウスの冒険を軸として再構成され、とても分かりやすかった。そろそろ完訳版を読んでも良い頃かなと思う。やはり、元々はどのような作品だったのか、気になってきた。

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ローズマリ・サトクリフ

1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。はじめ細密画家をこころざすが文筆に転じ、30を超える作品がある。1959年、すぐれた児童文学にあたえられるカーネギー賞を受賞し、歴史小説家としての地位を確立した。児童向け歴史小説のほか、イギリス伝承の再話、ギリシア神話の再話、成人向けの歴史小説、BBC

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