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ソビエトアジアの建築物 ソ連時代の中央アジアを巡る記録

ロベルト・コンテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766133820
ISBN 10 : 476613382X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつてソビエト連邦構成共和国であったカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン。1950年代からソ連崩壊にいたるまで、数々のモダニズム建築がこの地に建造されました。本書は、イタリア人写真家のロベルト・コンテとステファノ・ペレゴが中央アジアを横断し、写真におさめてきたソ連時代の建築遺産の記録です。

【著者紹介】
ロベルト・コンテ : 1980年生まれ。2006年に写真を撮り始める。現在、建築設計事務所、アーティスト、デザイナーと連携し、アバンギャルド様式から、戦後のモダニズム、ブルータリズム、そして現代建築と20世紀の建築物の記録に取り組んでいる

ステファノ・ペレゴ : 1984年生まれ。2006年、廃墟となったミラノの産業用地の写真を撮り始め、以後、ヨーロッパ中の廃墟を何百箇所も記録してきた。旧ユーゴスラビアを訪れたことをきっかけに、近年、かつての社会主義国のモダニズムおよびブルータリズム建築の撮影に専心している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ソバージュ

    図書館本。ウズベキスタン・カザフスタン・タジキスタン・キルギスのソ連時代の建築写真集。建物正面にその土地の描画を飾ったり、絨毯や織物の模様を装飾モチーフに使ったり、遊牧民族の円形テントの形状を用いたり、コンクリートの塊みたいではあるがなかなか面白い。ウズベキスタンの建築は実際目にしたが、どれもでっかくて圧迫感があるという印象ではあった。

  • 四不人

    独特の雰囲気の建築が多い。1920年代の未来都市といった風情。前に観た「Impossible Architecture」展の建物みたい。それがまた、安っぽいコンクリで出来ていて、良い具合に古びている。いいなあ。北朝鮮の建物にもこういう雰囲気があるが、もっとペカペカっぽい。中央アジアの建物の独特さはイスラムの匂いがするからかなあ。

  • キャリー

    写真集。図書館本。ちょっと前に読んだ本に「いかにも社会主義時代に建てられたホテル」というような言葉が出てきて、説明を読んでも分かったような分からないような状態だったので近いものがあるのではと思い借りてみた。少しだけ想像しやすくなったような気がする。

  • 助作

    旧ソ連邦の中央アジアの国々の建物。ちょっとイスラム、ちょっとモダニズム、ほぼほぼコンクリート。その一方で細かな幾何学模様は日本でも見たことがあったりとなかなか面白い。生で見ることはないのだろうなとちょっと寂しくも思いながら読了。

  • noko

    1970〜1990年前後のソ連、それもアジアにある建築物を集めて写真集にしている。中央アジアには、今も現役でカフェだったり集合住宅に使われている建物もある。ソビエトが中央アジアにこのように巨大で統一性があり、プレハブ工法な建物を建てたのは、支配下に置いてソビエト化する為。ソビエトモダニズムと呼ばれている。スターリン建築とは全く違う。植民地ならではの標準化、厳格な都市計画の傾向が強い。アルマトイのTVラジオ局が繊細で綺麗だった。集合住宅は同じパターンの繰り返しが見られて、おしゃれや個性よりも同一化の印象。

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