ロバート・m・エドゼル

人物・団体ページへ

ミケランジェロ・プロジェクト ナチスから美術品を守った男たち 下 角川文庫

ロバート・m・エドゼル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041012833
ISBN 10 : 404101283X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
326p;15

内容詳細

ドイツに入った特殊部隊「モニュメンツ・メン」。第二次世界大戦の終結が近づくにつれ、彼らの任務は、ナチにより略奪された美術品・文化財の救出に移っていった。ミケランジェロによる“ブリュージュの聖母像”などの略奪美術品は、一体どこに隠されたのか?彼らはいかにして文化財を発見・保護し、救ったのか?人類の偉業を守るため、命を懸けた戦士たちの軌跡を描いた手に汗握る歴史ノンフィクション、完結!

目次 : 第3部 ドイツ(米軍の中のドイツ系ユダヤ人/ 戦闘を生き延びる/ 新しい一人のモニュメンツ・メン ほか)/ 第4部 空白(塩/ 恐怖/ 大管区長官 ほか)/ 第5部 その後(アルトアウスゼーの真相/ 移動/ 故国への旅 ほか)

【著者紹介】
ロバート・M・エドゼル : 『ミケランジェロ・プロジェクト―ナチスから美術品を守った男たち』がニューヨークタイムズベストセラーでノンフィクション部門第1位に輝いたノンフィクション作家。モニュメンツ・メン基金の設立により米国人文科学勲章を受章するなど、数多くの慈前事業に携わり、その顕著な活動が高く評価されている

高儀進 : 英文学者、翻訳家。1935年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。早稲田大学政治経済学部助教授、教授を務め、2006年定年退任。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • absinthe さん

    ヒトラー自殺、ベルリン陥落、モニュメンツメンにも戦死者が…。戦争は終わっても彼らの仕事は終わらない。350名まで膨れ上がるモニュメンツメン。大活躍のわりに歴史に強く記憶されていない不思議。広告塔となる指導者がいなかったからだという。彼らによって救われた美術品の多くは現在美術館に展示されている。当の美術館のスタッフでも、美術品を救った男たちの逸話を知るものは少ないという。事実列挙でまとまりがないので、ちょっと読みにくいね。

  • たぬきオヤジ さん

    ナチスが財宝をドイツ国外に隠したという設定の小説は多いが、これを読むとそういう設定には無理があると判る。ヒトラーはドイツが負けるという前提の一切の行為を裏切りとみなし、なりふり構わず無茶な作戦を押し付けていた。負けた後のことを考えましょう等とは言い出せる状況ではなかったらしい。

  • 佐倉 さん

    イラク戦争によって多くの価値ある書物が散逸したことについて文中に言及があった。WW2中に行われたことが後の世では行われなかった、と著者は非難する。これについてはモニュメントメンが活躍したのが欧州であり、彼らがヨーロッパ美術の専門家だから可能だった、という面があるのではないか。メンバーのポウジーが朝鮮戦争でもモニュメントメンとして志願したが該当部署が無かったので断られた、という点もそれを補強していると思う。共有していない文化を守ることは難しい。MFAAと同じ事を求めるのは酷だと思うがいずれは、と願いたい。

  • おとん707 さん

    結果的に多くの文化遺産が生還した。モニュメンツ・メンの活躍に敬服するが、それもアイゼンハワーのような指導者がいたからこそだろう。一方で失われたものも甚大だ。「モニュメンツ・メンの遺産を無視するすべての国は、危険を冒すことになる。」残念ながらこの教訓は2003年のイラク戦争では生かされなかった。改めて戦争の愚かさを感じる。この本が訴えることは素晴らしいのだが、文学作品としての完成度は今一つだと思う。また翻訳も直訳調で日常使わないような単語も散見されて洗練されているとは言い難い。比較的新しい訳なのに残念だ。

  • スプリント さん

    モニュメンツメンの活躍と崩壊していくナチスとの対比が印象的でした。しかし読みづらい翻訳文でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品