ロバート・m・エドゼル

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ミケランジェロ・プロジェクト ナチスから美術品を守った男たち 上 角川文庫

ロバート・m・エドゼル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041012826
ISBN 10 : 4041012821
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
316p;15

内容詳細

第二次世界大戦中、美術館員による働きかけがきっかけとなり、連合軍により集められた美術関係者たち。彼らに下された指令は、激しい戦闘が行われているヨーロッパにて、今まさに破壊されんとしている美術品や教会、歴史的な建造物を保護することだった。日記や手紙、本人や関係者へのインタビューを駆使して、知られざる特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍に迫った渾身のノンフィクション・サスペンス、開幕!

目次 : 第1部 使命 一九三八年〜一九四四年(ドイツの外へ/ ヒトラーの夢/ 武器をとれ/ 退屈で空しい世界/ レプティス・マグナ ほか)/ 第2部 ヨーロッパ北部(尊敬をかち得る/ 戦場で集まる/ ミケランジェロの聖母像/ 大聖堂と傑作/ ヴァン・エイクの“神秘の仔羊” ほか)

【著者紹介】
ロバート・M・エドゼル : 『ミケランジェロ・プロジェクト―ナチスから美術品を守った男たち』がニューヨークタイムズベストセラーでノンフィクション部門第1位に輝いたノンフィクション作家。モニュメンツ・メン基金の設立により米国人文科学勲章を受章するなど、数多くの慈善事業に携わり、その顕著な活動が高く評価されている

高儀進 : 英文学者、翻訳家。1935年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。早稲田大学政治経済学部助教授、教授を務め、2006年定年退任。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    激しい戦闘のさなか。ヨーロッパの美術品を保護するために戦った男たち。一筋縄ではいかない戦場。軍からの協力は最小限。必要な備品もままならない中、友軍の将校たちと激論を戦わせながら、それでも仕事をやりぬこうとする勇気と知恵。謎めいた協力者、フランス女の学芸員ローズ。これほどドラマチックで何とノンフィクションである。下巻も早く読みたい!

  • たぬきオヤジ さん

    ドキュメンタリ好きの読者なら楽しめるだろう。事実は十分にドラマチックだった。整然と行動するのが自慢のドイツだったが末期になると行動は無茶苦茶になってくる。ちょっとこの書き方は読みにくいな。

  • 佐倉 さん

    WW2、戦場で破壊された建築や美術品の保全を目的に発足したMFAA部隊。戦争の中でこうした文化的事業は開戦当初はさほど省みられず、ようやく発足しても物資や機材、人員が不足し他の部隊からの理解を得辛かったりと一筋縄ではいかない。しかし緊急事態の中で学芸員などの文化的技術者が何をしたのか、何が出来たのか、という点で興味深い内容。スタウトという権威でない美術保全技術者が出した提言が(小規模で大きな権限を持たなかったにしろ)ひとつの組織を作り出したのは瞠目すべき点。現代日本でもそうしたことが可能であって欲しい。

  • おとん707 さん

    第二次世界大戦下のフランスで歴史的建造物や美術品を戦火や略奪から守った連合軍のモニュメンツ・メンと呼ばれた人々のドキュメンタリー。だが若干稚拙な物語仕立てにしたことで内容が中途半端になっている感はある。実際に保護に尽力した人たちもそうだが、戦時下においても真剣にこれらの保護を考えた指導者がいたことに感銘を受ける。今の世界の指導者はどうだろうか?敵のナチスが略奪品を自分たちの財産にしようとしたことで多くの美術品が破壊を免れたのも皮肉だ。これら美術品がめでたく生還するのを祈りつつ下巻に読み進もう。

  • スプリント さん

    興味深い題材で内容も面白いのですが・・・。とても読みづらいです。翻訳が直訳過ぎることと前後のつながりを欠いた場面転換が多すぎるのが原因だと思います。下巻を手に取る前に気が滅入ってしまいました。

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