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カイコの紡ぐ嘘私立探偵コーモラン・ストライク 下

ロバート・ガルブレイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062198370
ISBN 10 : 4062198371
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第2作は出版界が舞台!<br>小説家・オーウェン・クワインが行方不明になった。<br>当初、クワイン夫人は2〜3日ふらっと出かけただけだと思っていた。以前にも同じようなことがあったので、ストライクに探してもらい家に連れ帰ればいいと思っていた。<br>しかしストライクが捜査するうち、クワインの失踪は夫人が考えているほど単純なことではないことが明らかになってゆく。<br>小説家クワインは長篇小説の原稿を仕上げたばかりだった。<br>そこでは、出版界の自分の知人たちが、悪意ある筆づかいで、その人の人生が滅茶苦茶になるほど徹底的にこき下ろされていたのだ。<br>ということは、クワインを黙らせようとする人間が大勢いてもおかしくないということだ。<br>やがて異様な状況下で惨殺されたクワインの遺体が発見された。<br>この冷酷な殺人者の動機解明とは何か? こんな異様な殺人者にストライクはこれまで出逢ったことはなかった・・・・・・

【著者紹介】
ロバート・ガルブレイス : J・K・ローリングのペンネーム

池田真紀子 : 英米文学翻訳家。東京生まれ、上智大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    娘の名前からして、あれっ?と思ったけど、これはウルフへのオマージュが入ってるのかしら。オーランドーの名前って、イギリスでは三四郎位のインパクトがあるのかなあ…。犯人はもしかしたら?と予想はついても、動機や犯行の過程が凄まじい。もっとゆっくり読み飛ばさないように読みなさいよ!と自分をなだめながらのスピード読書になってしまった。ハリーポッターの最初の頃もこうだったなあ。 今日は、完全に寝不足です。

  • Rin

    [借本]ストライクとロビンそれぞれが自分で解決しなくちゃいけない問題を抱えていて、もどかしさも感じた一冊。それでも何とか折り合いをつけようと、悩みながらも前に進む二人を応援したくなる。今回はストライクの弟のアルや友人ポールが、いい味を出していてこれからの活躍に期待したくなる。事件は私にとっては予想していなかった犯人で。関わる人たちの抱える歪みや欲、鬱屈に人間の複雑さが恐ろしくもあった。それらを地道に整理していくなかで、ロビンの特技にはびっくり。二人がこれからどんな事件を解決していくのか気になります。

  • Rosemary*

    猟奇的殺人の犯人の動機はなんなのか?描写はかなりグロテスクであるが今の時代の様々な問題なども絡ませてなかなか奥が深く読み応えありました。季節感もピッタリ、コーモランとロビンのコンビがこれからどうなって行くのか、それぞれの私生活も興味津々。次作も早く読みたいな。

  • Panzer Leader

    この本推理小説として評価したら点数は低くなる。犯人を確定した経緯があまりにも唐突すぎるから。でもコーモランを突き動かす無罪の人を救いたいと思う熱い情熱・ロビンとの絶妙なやり取り・犯人を追いつめていく過程で一挙に読ませる。出版業界や小説家をえらく醜く描いていて恨みでもあるのかと勘ぐってしまう。ロビンとの関係はどう発展するのか、昔の恋人を果して吹っ切れるのか、コーモランの如才ない弟はまた絡んでくるのか、次作以降も楽しみ。

  • hideo

    やっと下巻読み終わりました。登場人物の多さ。人によって、呼び方が変わり、誰のことを指すのかわからなくなる複雑さ。物語の中心となる物語「ボンビックス・モリ」の不可解さ。それらを補って余りある、魅力的であり個性的な登場人物、特に主人公ストライクと秘書ロビンの掛け合いは、今後の展開も含め楽しみになります。ミステリーというより、ハリーポッター同様、現代のロンドン・デンマークストリートを中心に、謎解きと物語を楽しめる読者なら、お奨めです。特に後半の展開は圧倒ですね。

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