ロジャー・ペンローズ

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宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか

ロジャー・ペンローズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105065911
ISBN 10 : 4105065912
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宇宙は永遠に循環している―あのホーキング博士も一目置く天才物理学者が、ついにビッグバンの謎を解き明かす。驚愕の最新宇宙論!

目次 : 第1部 熱力学の第二法則と根底にある謎(どんどんランダムになる/ 状態の数とエントロピー/ 位相空間とボルツマンによるエントロピーの定義/ エンロトピーの概念のロバストネス/ 未来に向かってとめどなく増大するエントロピー/ 過去と未来はどこが違うのか?)/ 第2部 ビッグバンの奇妙な特殊性(膨張する宇宙/ 遍在する宇宙マイクロ波背景放射/ 時空、ヌル円錐、計量、共形幾何学/ ブラックホールと時空の特異点/ 共系ダイアグラムと共形境界/ ビッグバンの特殊性を理解する)/ 第3部 共形サイクリック宇宙論(無限とつながる/ 共形サイクリック宇宙論の構造/ 初期の前ビッグバン説/ 第二法則との折り合いをつける/ 共形サイクリック宇宙論と量子重力/ 共形サイクリック宇宙論の観測的証拠)

【著者紹介】
ロジャー・ペンローズ : 1931年、英国生まれ。数学者、数理物理学者。ケンブリッジ大学で博士号取得。オックスフォード大学教授職等を歴任。王立協会会員。1994年、ナイトに叙任。S.ホーキングとブラックホールの特異点定理を証明、宇宙の構造モデルとして量子重力理論とツイスター理論を提唱

竹内薫 : 1960年、東京都生まれ。サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科卒業(科学史・科学哲学専攻)、東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学理論専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    内容がぶっ飛んでいるし、用語の理解が困難なので、すごく難しい。半分以上読み進んだところで、ようやくおぼろげながら見えてきた、という感じでした。宇宙のインフレーションを、普通はビッグバンの後に考えるが、実は……という個所に、ものすごく驚いた。ブラックホールで情報が失われることが、実は宇宙の「再生」と関係するという! スケールの極端なちがいなど、実は関係ないということに、ついに納得。宇宙のマイクロ波背景放射から「前の宇宙」の情報がわかる?? ぜひ訳者の竹内先生に、わかりやすい解説書を書いていただきたいと思う。

  • WATA

    「エントロピーは増大する」という熱力学の第二法則から著者が導き出した新しいサイクリック宇宙論を紹介する本。たぶん私は内容の半分も理解できていない。難しい内容を噛み砕いて伝えようとしているとは思うのだけれど、「位相空間」「共形ダイアグラム」「テンソル」といった数学・物理概念がどんどん出てくるため、雰囲気をなんとなくつかむのが精一杯でした。

  • galoisbaobab

    軽い気持ちで読み始めたんだけど難しいよ。。。さすがペンローズ、わかったようにさせてくれません。最近の宇宙論のマジョリティとは違う面白そうな考えなんだけど、正直「ありえない」とか「あるかもね」とか判断すらできません。。。物理学ともうちょっと仲良くなってからもう一回読んでみようかな。まぁ、無限に続くイーオンの連なりの中に生きていくのも悪くない。

  • えも

    ビッグバンと宇宙の終わりは同じ状態であり、宇宙は永遠に繰り返すという特殊なタイプの循環型宇宙論を提唱してる■でも内容が難しくて冗談みたいにワケわかりません。昔読んだ「皇帝の新しい心」は分からんなりにイメージできたのに…■もしや訳者の竹内薫がヘタ?

  • yooou

    ☆☆☆☆★ わっはっは 見事にわからん。何がわからんてやっぱりエントロピーの概念がどうにも歯が立ちません。定義の方が間違ってるんじゃねーのとすら思う。しかし、ビッグバンを超えた複数の世代の宇宙が「閉じている」というのはすんごい概念だと思う。それでもやっぱり僕はその外側が気になる。そう考えるとこの議論に果たして終わりはあるのか。示唆に富む一冊でありました。

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