ガラスの大エレベーター ロアルド・ダールコレクション

ロアルド・ダール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566014145
ISBN 10 : 4566014142
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
追加情報
:
18cm,269p

内容詳細

ガラスの大エレベーターに乗って宇宙に飛び出してしまったチャーリー一家。そこに浮かんでいたのは、アメリカご自慢の巨大宇宙ホテル。中には恐ろしい害獣クニッドがいた…。「チョコレート工場の秘密」続編。

【著者紹介】
ロアルド・ダール : 1916〜1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、撃墜され、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている

クェンティン・ブレイク : 1932年生まれのイギリスのイラストレーター。16歳のとき「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、さまざまな雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R.ホーバン、J.エイキン、M.ローゼン、R.ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く発表し、ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞している

柳瀬尚紀 : 1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    著者ダールは、翻訳者泣かせの作家のひとりといえるのではないだろうか?ルイス・キャロル『アリス』シリーズのように、話の筋というものが殆んどなく、その場の状況の面白さによって物語が構成されている。原書を読んでいないので、正確にはいえないが、たぶん正式な英語ではなく、俗語(スラング)や鞄語(凡そ造語という意味)によって書かれてあると感じる。よって訳者が、どのような訳を宛てるかによって作品の良し悪しが分かれる。本書も、その類の作品であり、この本は、原書と読み比べることによって、本当の面白さが味わえるといえよう。

  • KAZOO さん

    これは「チョコレート工場の秘密」の続編なのですね。エレベーターに乗ったと思ったら突き抜けてしまい宇宙まで行ってしまいます。そこには面白いホテルがあったり、さまざまな冒険をしたりして読んでいる方としては楽しめます。若干訳が子供向きではなくマニア向きなのでしょう。柳瀬さんが訳されています。

  • mae.dat さん

    チョコレート工場の秘密の続編、と言うか、そのまま続きのお話しでした。 はちゃめちゃな世界ですが、チョコレート工場の秘密(又は映画チャーリーとチョコレート工場)の斜め上を行くはちゃめちゃな感じまでは達していない様な。面白いんですけどね。それだけ前作が秀作と言うか。

  • るるみこ さん

    『チョコレート工場の秘密』の続編。続編が出ていることを知りませんでしたが、いつものように読メを彷徨っていたら続編があることを知り、早速手に取りました♪続編ではるものの、チョコレート工場がほぼ関係なくなってた…(笑)それでも愛らしいチャーリーやその家族、頭を捻挫しているワンカさんには今回も笑わしてもらいました。新たに登場する人物たちもはやり愉快なネーミング。訳者の柳瀬さんのあとがきにもありましたが「乳母の歌」の歌詞には思わず吹き出してしまうくらい笑えます。英語まったく読めませんがいつか原作にも挑戦したい!

  • らん さん

    争いごと、欲望をむきだしにして争っている人達の姿を見るのは私も苦手だなぁ。ワンカ氏はみんなが喜ぶ姿が見たいのにね。続編がこんな展開になるなんて思いもよらなかったけれど、謎の生き物の登場からラストまでまさかまさかな展開で楽しめました。何歳になっても、人を動かす原動力は夢のようなわくわくする事なんだなと思って、そのわくわくするような事がはじまりそうなときめきに私まで嬉しくなるような気持ちで読み終わりました。この続きを想像してすごく素敵で楽しい気分に。たくさんの子供達にこのわくわくする気分を味わってもらいたい。

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ロアルド・ダール

諜報員や戦闘機のエースパイロットであり、さらにチョコレートの歴史家、医学装置の発明家でもあった。また『チョコレート工場の秘密』『マチルダは小さな大天才』『オ・ヤサシ巨人BFG』など、数多くの傑作を執筆。現在も世界で随一の作家として名を残している

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